トムウェイツ最新作!!は3枚組だった!!

トム・ウェイツ
オーファンズ


と、大いばりの私ではあるが、発売はすでに昨年であり、私が手に入れたのは年を越えてからなので実はあまり威張れないのである。

私がこのCDを購入したのはつい先月であり、なんかうだうだと引きこもっている間の情報の遅れというか、そのためにこのような驚天動地の出来事を見逃していたのである。

Brawlers、Bawlers & Bastards という副題がついているが、これがそのまま3枚のCDのタイトルになっている。

Brawlers=喧噪編

Bawlers=叙情編

Bastards=実験編

と、和訳されてもいるので、内容はこの和訳から推してもらいたいのであってだいたいその通りである。

以前も書いたが、私的にはこの人の作品には1曲たりとも駄作はないと感じているので当然すべてがよろしいすばらしい。

聞き易いと言えば叙情編はとても聞き易く心に沁みてアサイラム時代のファンにも受け入れられるだろうし、喧噪編はねじれて騒がしいアイランド時代のフランク3部作の延長にも思え、実験編はここ最近のウェイツ節で、メズラシモノ好きや既製の音楽に飽きた人々には入門編として打ってつけな上にノー・ウェイヴあたりの孤立パンクが好きだった諸兄にも聴けると思われる。

各世代、すべての音楽ファンにトム・ウェイツを。

せっかく現代に生きているのに現代の音楽を知り尽くした上で解体し再構築するこのクリエイターの作品を知らずにいるのはとてももったいないことだと私は思う。