2014年2月の終わり…
初めての肺水腫になりました。
大事には至らなかったものの…
病状はかなり進行してしまい
お薬もファルプリル(エナカルド)だけだったのが、一気に増えて
ベトメジン(強心薬)・ラシックス(利尿剤)が追加されました。
ラシックスの効果は直ぐに、良い意味でも
悪い意味でも現れました。
ノワの咳の頻度は1~2分で治まるけど
それが1日に何十回とあるので
とても苦しそうでした。
先生からは湿度と気温の変化を注意されたので
部屋にはノワ専用の加湿器付のプラズマクラスターを置いて
酸素ルームは不安にならないように、スケルトン仕様で、入り口は出入りし易いように、冷蔵庫の冷気を逃さないように中に貼るビニールの暖簾を付けました。




ノワからも中が見えるし、こっちも様子が分かるので良かったです。
酸素濃度90% 1分間に5Lの酸素を流しても、充満するのに時間が掛かるので、
カニューラにじょうごを取り付けて簡易マスクを作って、ノワの顔前に起きました。




利尿剤と酸素室の効果はテキメンで
直ぐに肺から水が抜けて肺水腫の危機から脱することができました。。。

肺水腫に1度掛かっててしまった子の
予後の事を初めてホームDr.から
聞いたのもこの時でした。

肺水腫になってから
半年の寿命の平均値は50%
1年後は20%…
咳が急に増えてしまい、
症状の進行が早かったノワの予後は…。

ホームDr.は、こればかりは
その子次第なので何とも言えない…と
暗い表情で言われて私は
電話口で号泣してしまいました。

僧帽弁閉鎖不全症の治療は
外科で修復するか
薬で進行を遅らせる手だてしかなく
薬でコントロール出来ない場合
病気の子はとても苦しい末路を
送る子が多く、その状態が
肺水腫の場合、水に溺れて呼吸できずに
苦しむ…との事でした。

私はホームDr.に外科手術は?と相談したら
肺水腫になった子の成功率は7~8割。
一見、成功率が高く感じてしまうけれど
この手術は失敗=死ですよ…と言われました。
ノワはこの時、9歳と11ヶ月…
10歳になってからの成功率はもっと下がるかもしれません。
チワワの平均寿命は13歳と言われてるので
手術ではなく、薬でコントロールしていくのを勧めます…
そう言われてしまいました。

今回の肺水腫が比較的軽度で済んだため
私はホームDr.と相談した結果
もう少し様子を診ることにしました。

強心剤・利尿剤を使い始めたばかりでしたし
咳も減ってきていたので…
もしかしたら薬で
コントロール出来るんじゃないの?
なんて思ってしまいました。
やっぱり、手術のリスクを考えると怖かった…。
私の決断で生き死にを決めるのが…。


今日はこの辺で…。
思い出しながらの日記なので時間が掛かっててすみません。
ここを覗いてくれてる方には迷惑かけてすみません。