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静かな施主になれなかった四十男の話

日本海側のN市で注文住宅を建築。

子供を授かりマイホーム計画始動。マタニティブルーの妻との距離感に悩み、限られた予算の中での葛藤、ハウスメーカーへの不信を拭えず口うるさい施主に変貌した四十男の振り返りブログ

夕刻以降、SUUMOとアットホームをチェックする毎日。


街の不動産屋では、(せっかく来店いただいたが)ネットに上がっている情報と変わりません。と言われた。

ハウスメーカーが提示してきた土地情報をすべて把握していたことも少なくなかった。


だから自分の望む条件での検索を、おおよそ情報がアップされる時間帯に、スマホでチェックするのが日課だった。

条件は駅から10分以内、敷地面積50坪ほど確保できること、妻の実家から離れすぎていないこと、等々。


好条件の土地はなかなか出てこない。

選べる状況になく、待つしかなかった。


そんな中で時々建売住宅で検索してみると、自分の望む条件の土地に建てられる物件が引っ掛かる。

不動産屋の営業マンから聞いたのだが、良い土地は建売業者がかなり早い段階で押さえてしまうそうだ。


一般市民に売り出される土地は、そのふるいに掛からなかった二番手達ということか?

もちろん力関係というか、ある程度そういう側面があっても仕方ない。

ただ当時おもしろくなかったのが、そういう好条件の土地が、2分割どころか3分割されて建売住宅として売り出されていることだ。


2分割だったら、まだゆったりとした土地の使い方で、検討の対象に入るのに。

3分割もするから隣同士きっつきつ、とてもじゃないが検討できるような物件ではなくなる。


良い土地が安売り建売住宅メーカーに食い荒らされている。

ここが売土地で市場に出ていたら買っていたのに!


建売住宅での検索結果を覗いては、指をくわえて憤っていたという話。