健康状態によっては組めない住宅ローン。
高血圧も却下される要因になると聞いていた。
一時は最高血圧150を越えていたこともある。
いかに審査を通過したかの話。
自己資金は総額の2割以上を確保していた。
最寄駅まで10分以内の土地。
返済比率は一般的な範囲内。
四十男の返済期間は28年。
地元では有名な地方銀行に絞りこんでいたが、一番の懸念要素は健康状態だった。
高血圧。
マイホームを計画する前から通院し、一日一錠の降圧剤を服用していた。
おかげで最高血圧130程度をキープできていたが、服用による降圧に違いない。
銀行担当者のアドバイスと、ネットで集めた情報から、主治医に診断書を書いてもらうことになった。
住宅ローンのためと説明し、主治医にそういった経験はなかったようだが、理解いただき"住宅ローン向け"診断書を書いてもらった。
「降圧剤服用で血圧をコントロールできており、良好な状態を維持している」
これに、実際に服用している降圧剤の種類を記し告知した。
比較的弱い、ロサルタン錠と他の配合錠だ。
数週間後、本審査通過の連絡が入った。
マイホーム計画は本格始動することになる。
ケースバイケースで一概に当てはまるものではないと思うが、高血圧だからと住宅ローンを、マイホームをあきらめる必要はないようだ。