遅ればせながら
「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on少女たちは傷つきながら、夢をみる」
をみました。

2011年からこっち、似た印象の作品が多い気がしていますが気のせいでしょうか。

ソルト
ドラゴン•タトゥーの女
魔法少女まどかマギカ
松井冬子「世界中の子供たちと友達になれる」展

おたく、ギーク、ナードの期待と憧れを栄養源にして、
少女は戦闘美少女に変貌し、
その姿をみて新しい少女たちも期待と憧れを燃料に戦闘美少女養成機関に入っていく。
ときにその期待と不安こそが、彼女たちを追い込んだとしても。。。


このドキュメンタリーが
プライベート・ライアンのようだと言われるのは
西武ドームシーンがノルマンディ上陸シーンに似ているからではなく、
世界平和を願う青年は軍隊を目指し、
少女はショウビジネスを目指す、
それを世間は美談として語る、その構図が似ているからだった。

そしてその両者は戦地で、2011年の日本では被災地で出会う。

偽善だ!とか
就職できないからって!とか
まともに生きて欲しい!とか
やらせだ!とかとか、
批判やヤジといった、ステルス攻撃をかいくぐりながら。


子供達には大きな夢を持って欲しいと願う一方で、
大人が夢を語るのはイタイ。

その子供と大人の間で、ポトンと落ちた夢のバトンが、昨今の似た作品を生んでいる気がしているのでした。

さあ、
今日も働くぞ!!