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の監督、スティーブン・ソダーバーグの最新作、

「インフォーマント!」を新宿TOKYUミラノ1で観ました。
(公式サイトはこちら

$cowvow's bowwow

かつては
「スティーブンの名を継ぐもの」として
スティーブン・スピルバーグ級の期待を背負った「天才若手監督」も
今年46歳。

もちろん映画界ではまだまだ若手~中堅どころだけど、
キャリアの長い彼にとっては円熟期の入り口に立っていると観られてもいる。

そして、
私の勝手な判断ですが、
この「インフォーマント!」で、
ソダーバーグは新しい領域、それこそ第一の円熟期に入ったのではないでしょうか。



この若さで
この複雑かつ言語化不可能な体験をもたらしてくれるソダーバーグ、
流石です。

面白い映画か?
と問われれば、「ううん、わからない。(あなたがこの映画を)好きだと言いのだが。。。」
と応えざるを得ない。

どんな映画だ?
と問われても、
「ううん、なんともいえない。
とりえあず、私は好きなので、あなたも気に入ってくれるといいが。。。」
と応えざるを得ない。

形容しがたいこの映画ですが、私の枯渇した語彙で無理やり言わせて貰うと、

「どこまでもポジティブな人、その人は正常か。
 そしてあなたはその人を愛することができるか?」

というおぞましい問いを、
突き抜ける晴天のようにあっけらかんと突きつける、そんなポップかつ凶暴な映画です。


「インフォーマント!」好きです!!

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