「くもりときどきミートボール」観ました。

いやーーー
面白かった！

まずなによりも
脚本が圧倒的に良いのです。

ところどころにちりばめられた笑いのネタが、
バッチリ伏線として機能し、気持ちいいぐらいに回収されていく。

バカバカしいことが
これでもかってくらい起こるので
ドリフを観るように身を委ねていると、
実は落ちてきたあのタライもストーリーにしっかり奉仕して
ラストの大団円でひょこっと現れて、
そうか、あれはタライじゃなきゃいけなかったんだなー
ここで効いてくるのかー
てなる。

バカバカしさと緻密さの相乗効果が最高です。

遊園地のアトラクションのような映画だろうと予想していたので
箕面のIMAXシアターで３D上映を観ましたが、
大正解でした。

英語キャストを観ると、英語でみたい！と思っていましたが
日本語吹替も良かったなー。

どこまでもバカバカしい出来事が
立て続けに起きまくるので
日本語吹替ならなんとかそのスピードにギリギリ着いていけたのが助かった。

英語字幕だとあそこまで没頭は出来なかったかも。

３Dメガネをかけて映画を観るんだけど、
あのメガネのダサさが
一緒に映画を観るほかのお客さんとの一体感、
「この映画を箕面までIMAX３D上映環境を求めて集まってる俺たち、
　で、めっちゃダサいこのメガネかけちゃってる俺たち、仲間だよね」
感を醸してた。誰にも言えない秘密を共有した気持ちになりました。
これぞ映画館の醍醐味。

このメガネを劇場の全員がかけているところを
想像してください。

笑えるでしょ。

昔は３Dといえばこれでしたよね。
懐かしい。

とにかくこの映画、
映画館で、３Dで、IMAXで観ることを強くお勧めします！