DVDレンタルで

「クラッシュ」

を観ました。

ポール・ハギスは

この映画で脚本家ポール・ハギスでなく

「監督」ポール・ハギスになったと認識しています。




ひとつの事件は多くの要素の帰結であって、

事件の原因はこれだ!

なんて言い当てられるようもんじゃないことを

思い出させてくれる名作です。


家族を守るために社会的地位を高めることと

社会的地位なんて気にしないで家族と寄り添っていることを最優先すること。


この二つの間を行き来する人同士がときに接触する。

そこで生まれるお互いの価値観や優先順位の不一致という摩擦。

そんなやっかいごとが頭を悩ませるのに

それでも人は人との接触、「クラッシュ」を求めるんですね。


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