銀座松屋にて開催中の
エリック・カール展に行ってきました。

会場


エリック・カールと言えば、


「はらぺこあおむし」

あおむし

ですね。


とかいいつつ僕は今日、展覧会に行って初めて
その存在を知りました。


会場には「はらぺこあおむし」ぬいぐるみまで
展示されてて、そんなに親しまれている絵本だなんて
全く知らない僕は、「へぇー」の連続です。

あおむしぬいぐるみ

そんな僕がなぜこの展覧会に行ったかというと、
実はこの展覧会で展示されている展示パネルを
僕の妻が作っているからなんです!!

(ちょっと自慢)


ちなみに展示パネルとは、
展示物を説明するパネルのことで、
絵の題名とか作られた年代とかが書かれたあれです。


今回は絵本原画の展示なので、
展示パネルにもエリック・カールの絵が多様されており、
そのパネルに書かれている絵の色が
原画と同じ色で印刷されているかを
妻が確認したのです。


なんせ絵本作家ですから、原画との色の違いには
うるさいらしく、結構大変な作業だったようです。


そんなわけで、いつもは展示物にばかり目がいくところですが、
今日ばかりは展示物以上に展示パネルが気になりました。


実際に作った妻と一緒に見て回ると、
作成時のフォトショップとの格闘話なんかも聞けて
なかなか楽しいものでした。


もともと色彩に興味があった妻が、
趣味ではじめた色彩検定の試験にどんどん受かって
今や絵本の展覧会の色再現のチェックをするまでに
なっていることには驚くばかり。


好きなことにのめりこんでたら、それが仕事になっちゃうんだから
めっけもんですね。

それもこれも本人の努力が生んだもの、
たいしたもんです。


展示は5月12日までやっているそうなので、
小さなお子様がいる方は是非!

そうでない人でエリック・カールをご存知の方も、
楽しめると思います。

なんせ彼の作品はもともとが貼り絵作品なので
展示会では実際の貼り絵が見れて
絵本とは違う迫力がありますよ。


と言っても、僕は今日知ったわけですが。



個人的には、
空とか海をすごくきれいに描く作家だなあと思いました。

絵本も奥が深いんだなあ。