軽量級のスーパースターであったドネアと唯一拳を交えた日本人選手がいます。
西岡利晃。
僕が一番好きなボクサーです。
真の強者との対戦を求めて、西岡は当時では珍しかった海外進出を自らの意思で果たします。
アメリカやメキシコで真の一線級の相手を退け、ついに2012年ラスベガスでドネアとの対戦を実現させました。
結果はドネアの完勝でしたが、日本人選手が真に世界への扉を開いた一戦で、僕にとっては日本ボクシング史上最も偉大な一戦です。
そのドネアと9年の時を経て、井上が拳を交えるのです。
ドラマチックこの上ありません。