スペンスvsガルシア | noiseのブログ

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2019年最大のビッグマッチ スペンスvsガルシア。

実力者同士が故のスリリングな場面の少ない試合になりました。
技術、駆け引きなど申し分のない高レベルでしたが、それすら突破してしまう圧倒的なものはありませんでした。
結果を左右したのは戦前の予想通り、パワー差、体格差だったように感じます。

メイウェザー以降のボクシング界はディフェンス最優先で、紙一重のスリリングな攻防が少なくなったなった気がします。
それを凌駕する期待を抱いたのが、パッキャオのもう一歩早く踏み込むスタイルだったのでしょう。
そして、ロマチェンコのような、緻密にそれを併せ持つ存在が現れましたが、それを体現できるのは今のところロマチェンコだけです。

そして、井上選手には、ロマチェンコ+パッキャオの様な新たな現代ボクシングの唯一無二のスタイルを期待してしまいます。

本題からずれてしまいましたが、スペンスvsガルシアをそんなことを考えながら観戦していました。