ボクサー伊藤雅雪選手が大仕事を成し遂げました。
7/29 アメリカ フロリダ州で行われた世界Sフェザー級王座決定戦。
相手はプエルトリコの無敗のホープ C・ディアス。
ディアスは大手プロコーターと契約を結び、将来のスター候補と言われる逸材です。
現地の掛け率も4-1でディアス有利。
そんな中、伊藤選手は4Rにダウンを奪うなど、文句なしの内容で判定勝利。
見事にタイトルを手に入れました。
伊藤選手は5年程前から頻繁にアメリカでトレーニングを積んできたと言います。
対戦相手も海外の骨のある選手を選んで、確実に世界に通用するボクシングを自ら築き上げてきたように感じます。
今回の伊藤選手の勝利は、鎖国主義の日本ボクシング界の殻を破る快挙であり、新しい時代の到来を告げるものだと考えます。
西岡利晃が開いた扉を三浦隆司が押し広げ、井上尚弥が堂々と扉の向こうの世界に乗込もうとしているその時、別の道から来た伊藤雅雪が扉の先の宝物を先に手に入れました。
伊藤選手のこの日の大仕事は、サッカーW杯でいえば、コロンビアに完勝したくらいの
快挙です。
それなのに日本での報道がほとんど見られません。
もっともっとこの快挙が報道されるようになることを願っています。