最近、ネットなどのボクシング報道を見て感じている変化があります。
一つは外国人同士であっても、注目の試合があれば報道されるようになったこと。
まだ小さな記事ですが、以前は専門サイトでなければ取り上げられなかった試合が一般スポーツサイトでも取り上げられるようになりました。
これは明らかに、莫大なファイトマネーで注目されたメイウェザーvsパッキャオ戦のお陰でしょう。
「世界ではこんなすごい試合があるんだ」と知ってしまった閲覧者が、本場のボクシングにわずかながら興味を持ち始めた証でしょう。
そして、もう一つは日本人チャンピオンに真の強豪との対戦を期待する報道が増え始めたこと。
これも、本場のボクシングの存在=真の強豪の存在を知った閲覧者が、自国のヒーロー日本人チャンピオンに、これまでの様に防衛回数などの実績よりも真の強豪との対戦を求めるようになった証でしょう。
確実に日本ボクシング界は開国に向けて動き出しているようです。
今はその黎明期。
10年後には日本人選手が普通にアメリカのリングで戦う日が来ていると思います。
そして、昨日書いた雑誌 Numberではボクシング特集が組まれるのは、何と22年ぶりとのこと。
視聴者もマスコミも新たな視点でボクシングが盛り上がっていく予兆のように感じられます。