最近、ちょっとした映画ブームのnoiseです。
去年のアカデミー賞でも話題になった「6歳のボクが、大人になるまで」を観ました。

この映画の驚くべき点は、何といっても6歳から18歳になるまでの12年間を、実際に同じキャストの成長に合わせて12年の年月をかけて撮影されたことです。
観る前は、それだけ長い時間を掛けてこだわって撮る意味があるのかなと半信半疑でしたが、観て納得。
代役ではなく本人の成長の姿でしか描けないリアリティと説得力を感じました。
当然、小物やファッション、風俗などの変遷も興味深いです。
代役ではなく本人の成長の姿でしか描けないリアリティと説得力を感じました。
当然、小物やファッション、風俗などの変遷も興味深いです。
そんな演出上のこだわりのせいかは分かりませんが、僕がこの映画を好きなのは、色々な立場の人がそれぞれに近い登場人物の視線で楽しめること。
僕であれば親目線で、もっと若い人であれば若者目線で。
僕であれば親目線で、もっと若い人であれば若者目線で。
「6歳のボクが、大人になるまで」というタイトルですが6歳の僕だけでなく、父親も母親も姉も周りの人たちも自然と成長していく物語です。
特に大きな事件が起こるわけでもない淡々とした話ですが、ラストではジーンときてしまいます。
特に大きな事件が起こるわけでもない淡々とした話ですが、ラストではジーンときてしまいます。
麻里さんにも勧めようと思っている映画です。