音楽評論家の中村とうようさんが7/21に亡くなられました。
直接接点のない第三者の死にこれほどショックを受けた事は初めてかもしれません。
中村さんはミュージックマガジンの創設者で、僕は中学生のころからミュージックマガジンを読んでいます。
ワールドミュージックと言われる非西欧圏の音楽を知ったのも中村さんの影響です。
中村さんはジャンルにとらわれない幅広い音楽を、斬新な視点で深く、分かりやすく説明してくれました。
そして、何より僕は、しっかり根っこの張ったぶれない中村さんの感性と音楽に対する愛情に感銘を受けていました。
中村さんが紹介された音楽には、僕にはピンと来ないものもたくさんあったけど、そんな中村さんの姿勢からは、自分自身の感性の持ち方を学んだ気がします。
本当にショックです。
8/20に発売されたミュージックマガジン最新号に掲載されている遺稿を何度も読み返しています。