18年前。
仕事の休憩中に、左上第1大臼歯(親知らずを除いた奥から2番目の歯)が急に痛くなり歯科に行ったところもう神経抜くしかないといわれ、抜髄。
9年前。
神経抜いたはずの歯が痛くなり、みてもらえる歯科に飛び込みで行ってみてもらい、2〜3ヶ月通ってなんとか良くなっていた左上第1大臼歯。
3月末。
また痛みがぶり返したので、かかりつけの歯科に行ってみてもらった。同じく3ヶ月かけて抜髄した歯の中の消毒。
が、今回はいつまで経っても歯茎の腫れが取れない。で、歯茎の膿んでいる部分をきって中身を出しつつどこからこの膿が出ているのかレントゲンで取ってもらった。
抜髄した歯の根っこの一部に病巣があるらしい。
根っこが3本あるので、1本取れば治せるかも。と言われ、翌週…1本ではなくもう一本も病巣があるかもしれないと言われた。
その時先生に出された今後の対処は、
①このまま歯の消毒を続ける。
②根っこの1本を取り除いて様子を見る。
③抜歯
「次の診察までに決めてきて」
先生にどの治療でいくかを考えるよう言われたその3日後。
あの痛みがぶり返した。
そこからずっと表側の歯茎がパンパンに腫れて痛い状態が常時続いていた。
そして今日。
予約をしていたので歯科に行き先生に現状を説明し、自分の意思を伝えた。
このままだと根っこ1本とっても変わらないかもしれない…そんな気がするので。
選んだのは抜歯。
まず表面麻酔をかけてから、ジワジワと歯茎に麻酔を入れていく。少し痛い。
その後歯茎を触って痛みを確認し…
「少し歯を押すからね、痛かったら言ってね」
メキメキ…歯を押している先生の手にすごく力がかかってるのを感じ、少し怖くなってきた。
外側から3〜4回押した後、内側から何回か力をかけると…木の根っこを抜くようにメキメキと外側に歯が抜けていくのがわかる。
抜けた後の処置が済み、しばらく止血のためにガーゼを噛み続ける。
その間に、抜いた歯を見せてもらった。
※写真は撮り忘れました…帰宅後撮らせて貰えばよかったと気がついた。まぁかなーりグロかったのでイラストで。
抜いてみてわかったが、根っこの一本の周りにグルリと病巣の袋がついていた。驚くほど大きな袋。
「抜いた今だから言えるけど、抜いて正解だったかも。歯の中の消毒ではこれは取れない。外側だから。歯根を1本とっても見ての通り3本の付け根部分についてるの取り逃がさないとも限らない量だから、再発してただろうし、これは本当に抜いて正解だったと思うよ。早いかどうかは判断できないけどね」
先生も歯の外側に病巣がいて、取り除くのは難しいとは想像もつかなかったらしい。
そんなこんなで…40代にしてとうとう自分の歯を1本失った。
もうこんな痛い思いなどとしたくない。
なのでしっかりと歯磨きをしていこうと思う。
と、今回は報告レポートのように書いてみました。
…皆さん、歯磨きマジ大事!舐めてたらほんと歯無くなるとかじゃ済まなくなるから!
歯を抜くときの恐怖…ハンパなかった。
耳に近い位置で聞こえるメキメキという音は恐怖以外の何物でもないです。
今後はブリッジを作る作業になるみたいです。
どんなふうになるのかまたレポートしていきます。
追記
後で調べたら今回のは歯根嚢胞という状態らしく、抜かずに歯根治療で消毒し続けてたら歯根周辺の骨や顎の骨を溶かす可能性もあったらしく、画像見てゾッとしました。
そして痛み止め飲んでますが、抜歯した部分にあの三月のユニバ行ったときの痛みとほぼ同じ痛みが起きていて…前後の歯も少し痛い。つられて痛く感じるんだろうなー。
