入院6日目<術後4日目>~扁桃手術記~ | 星屑ノイズ -STARDUST NOISE-
~扁桃腺の摘出手術における入院記~
2014.4.28(月)
入院6日目<術後4日目>

今日は曇り時々小雨。

今回の入院には有給休暇が足りない。減給で挑むハメになっている。
2014年は仕事始めてすぐにインフA型になったり、
扁桃腺関係で休む日が多くあったのだ。
以前同室だった岡本さんとクリさんと屋上でそんな話をしていたら
傷病手当金という存在があるコトを教えてもらった。

傷病手当金とは
病気やケガで仕事を休む時に給料の3分の2が保険者から支給される制度だ。
・ただし連続する最初の3日間が待期期間として必要で、4日目からの支給となる。
・有休とかで給料が出てたらダメ。出てない日に限る。(待機期間3日間は有休でもok)
・土日などの休日も支給される。

これは使える。
ボーナスを含まない計算なので、減給分からすれば
かなり安い支給額にはなるが、多少助かる。
残りの有休と相談して制度を利用しよう、と思った。

高額医療制度については、前もって申請して
限度額適用認定証をもらっていたのだが
こういう制度もあるのね。

今日も喉はもちろん痛いのだが、
痛みの質が変化してきて、
シミる痛みにシフトしたというか、そんな感じで。
表現するのは難しいんだけど。

術後怖かったので撮ってなかったのだが、初めて口内の写真を撮ってみた。
患部周りに口内炎っぽいヤツがいくつかいる。唇の裏にも大きいのが出来てる。
唇の裏の大きい口内炎に薬(ケナログ)を処方してもらう。
この痛みの質の変化は口内炎たちが原因なのかも。

このせいか色々なモノがシミるようになってきた。
GDや醤油などもかなりシミる。
GDがシミるのは痛手となった。

隣のじいさんのせいで四時間睡眠。
眠い。
じいさんのいびきは凄まじい。
まぁ、カーテン一枚の真隣で寝ているのだから仕方ない。
しかしじいさんの恐ろしさは常に音を出すことだった。
日中はずっとナイロン袋をワシャワシャやって音を出し
ガタンゴトンやる。
朝も4時くらいから活動しはじめる。
しかもかなり耳が遠いので、自分の出す音が認識できていない。

ノエルは出張族かつ、住んでる部屋がうるさいので、常に耳栓を常備している。
じいさん以外にもいびきがうるさい人は多いので、
今回もおおいに活躍してくれたのだが、
隣のじいさんの出す音は耳栓を貫通し、
何度も何度も起こされる生活となるのだった。

今日はりぃさんが休みで、四時間くらい居てくれた。
今日もまたダッツストロベリーや杏仁豆腐をなんとか腹の足しにした。

今日もゲリラ戦。
この病院のトイレはとにかく開かれた空間で。
各部屋の中央にトイレが配置されている感じで。
病室も全てオープンだから
部屋にいても誰かがゲリラ戦を戦ってるな、と分かるほどに
音が鳴り響くのだ。
だからなおさらゲリラ戦には神経質になっていたのに。

数日前から整腸剤を変えてくれとお願いしてるのに、対応してくれず。
いい加減にしてくれ、と薬名まで指定して整腸剤をチェンジ。
それによって少しマシになった。

夜から五分粥にチャレンジ。
でも三分粥も五分粥も変わんねーじゃん。
ただの汁だな。

そして今日、
ある疑惑が確信に変わった。

オレ

まさかの

めっちゃ太ってきてる!!

風呂の鏡に映る裸で
日々なんとなく疑惑を抱いていたが
そんなバカな、と知らんぷりしてた。

でも、今日りいさんが驚いたので間違いない。

寝る前にデイルームにある体重計にそぉ~っと載ってみたら

2キロ増えてた。

何故だ!わずか数日で!
こんなに食べてないのに!
犯人はプリンか!プディングか!
ダッツか!あいつか!

でもこんな食べてない状態でプリン1日2個くらいで!?
いや、でもまぁそれだけ動いてもいないというコトなのか!?

うぅ。
着痩せで痩せること以外
痩せることなど許されていないというのかーっ!

つらい入院生活の見返りに
退院後のすらりとした自分を思い描いていたのだが
コッパミジンに打ち砕かれたノエルであった。




(*GD…ごはんですよ)