ワタクシ、数年前からスキンケア~メイク用品はノンケミカルのものにしております。
もちろん、マスカラとか口紅はそこまでこだわっておりませんが。
実は、結婚して関東に来たとき、ホルモンの変化なのか肌質が激変しました。
ものすごく乾燥し、粉をふいたようになってしまったんです。
市販の優しいタイプのものを使っていたんですけど、こめかみあたりが赤くなっており、明らかに炎症を起こしている感じでした。


そんなときに、ノンケミカルの化粧品に精通しているメイクアップアーティストの小松和子さんに出会って、カウンセリングを受け、ノンケミカルのものを使うようになったんです。
オーガニックとかノンケミとか・・・たくさんある製品の中から自分に合ったものを選ぶ方法とか、メイク用品の使い方とか・・・。
おかげで、無駄なお金を使わずに済みました。
知識があると選ぶべきものがわかりますからね。


ところが、2年くらい前からこめかみあたりにシミなのかホクロなのか・・・そういうものが出てきました。
だんだん増えて、頬の外側にも。
特に右側がひどいかな?
それほど気にも留めておりませんでしたが・・・年々増えているような?
折しも、右大腿部とか左の背中とかのほくろ(若干隆起している)も大きくなってきたので、そんな理由で皮膚科にかかりました。


医師から言われたのは、いわゆる加齢によるものだけど、顔のものは明らかに紫外線が原因だと。
日焼け止めは塗っていたんですよ?
それでもこんなになるんだ^と、その時は思ってました。

で、ふとネットで関西の美容皮膚科の女性医師のブログにたどり着きました。
読んでみると、日焼け止めの大切さとかそういうことがたくさん。
で、かなり遡って記事を読み漁っていきますとね。
あることに気づきました。

ノンケミカルを推奨している小松和子さんと、オーガニックとかノンケミとか訳の分からん製品は信じないというこの女性医師が、同じことを言っているんです。
一番肌に悪いのは強すぎるクレンジング。
大事なのは紫外線防止。


この大事なことを実践する方法が違うんですね。
ノンケミ派の小松和子さんは、強すぎるクレンジングを使わないために、洗い流せる処方のファンデを推奨しています。つまり、ポリマーや合成界面活性剤があまり入っていないものですね。
ノンケミを「訳が分からんもの」と言い切る女性医師は、どんなファンデを使おうがクレンジングは使わない。
洗顔は石鹸成分100%の石鹸のみ!というのです。
少々ファンデや日焼け止めが肌に残っていてもOKだそうです。
「肌には自浄作用があるから、強いクレンジングを使うくらいなら、これで良し。それより早く寝るほうがよほど肌には効果的」というのですよね~。
つまり、アプローチが違うんですね。

紫外線防止のために日焼け止めが重要であることも、お二方同じです。
ノンケミ派の小松さんはもちろん洗い流しやすい処方の日焼け止めを推奨されてます。
でも、かならず一言付け加えるのです。
「汗をかいたら取れるので、必ず塗りなおしてください。メイクの上からでも塗ってください」と。


女性医師の方も、塗り直しを勧めてます。
しかし、SPF値の高めの落ちにくいものを推奨されてました。
「肌に優しい取れやすいものを一日に何度も何度も上から塗るよりも、落ちにくくてもSPFが高めのものを2回くらい塗り直しするくらいの方が、むしろ肌に優しい」と言われておりました。


ワタクシ、実は塗り直しをしておりませんでした。
洗い流しやすい処方の日焼け止めを塗っていながら、汗をかいた後もそのままでした。
こういう処方のものを使うには、それなりの手間が必要なんです。
なので、夏の日中、ランチなんかで外出したときは、肌は無防備だったんですよね!
こりゃあ、紫外線に影響されて、ヘンなもん出てくるわ~。


肌の治療を始めたのをきっかけに、少しお手入れを見直そうと考えております。
私の生活に合ったものはどういう方法なのか?
私の性格上、どういうケアが向いているのか?
私は別に化学物質が嫌でノンケミカルを使っていたわけではないんですよね。
その時、たまたま調子が悪い時に出会って、しばらく調子よくいっていた。。。ということなんですよね。
なので、何を使おうがそれほど抵抗は無いんです。

ただ、女性医師が書いてらっしゃったのは「医薬部外品とか、高機能とか、そういうものはアヤシイので手を出さないほうが良い」ということでしたが・・。
これには賛成です。
必要な成分が入っており、必要な働きだけしてくれて、必要最小限の化学物質で使い心地のよいもの・・・そういうことでしょうか。
女性医師の言葉でいうと「いらんものが入っていないもの」ということでしょうか(笑)


日焼け止めに関しては、ノンケミはやめようと思っておりますよ。
一日に何度も塗りなおすのは、私には無理(笑)
さて、どうしましょうかね~・・・。