昨日はものすごい風だったね。

まるでメリーポピンズが空からやってくるんじゃないか、っていうくらいの。

カーテンから顔だけ出して外の様子を見てみたら、木の葉が円を描きながら舞ってた。

今日、仕事じゃなくてよかった…。

東京の風速27mっていうのは、さぞかしすごかったことでしょうねぇ。

あと1週間で2月も終わるし、いよいよ、春です。


まだ卒業生を出す、という実感が全然ないんですけど、週3回の授業なので、数えてみたらあと6回しか授業できないの。

あぁ、1年が終わるなぁ。

とっても苦しい1年間だったけど、その分子どもとは密に関われた。

自分の全神経を、たった1人の子どもに向けて。

1つの言葉や歌に、魂を。

「届け」と念じて、目で、身体で訴える。

大きい声は必要ない。

ただ、あなただけに届いてくれればいいんです。


金曜日、家庭の授業に行ったとき、

普段はあまり聞くことのない話を、

その子が、どんな風に生まれ、育ってきたか、

障害や病気についてからの面からではなく、

お母さんやご家族の気持ちの面からの話を聞いた。


お母さんは、どうしてこんなに強いんだろう。

今の私と同じ歳でその子を産んで、、、。


「この子が生まれてきてくれて、いろんなこと教えてもらって、

本当によかった」

って、お母さんが言った。


喜びに満ちあふれてるわけでも、

涙を流して感極まってるわけでもなく、

その子の頭を撫でながら、

淡々と話すその言葉を聞いて、

私はなんて幸せなんだろうって、改めて感じたのです。


文章で書いてしまうと、

なんだか日常的に経験する感情と同じようになってしまうけど、

そうではなくて。

お母さんは眩し過ぎて、正面から見つめることができずに、

子どものマッサージを続けた。

緊張の糸が切れたら、涙が止まらなくなると思ったから。

学校に帰る車の中で、久しぶりに思いっきり泣きました。


いよいよ、春ですね。