12月に入って、立て続けに観劇やら芸術に触れる予定を詰め込んで、

どれもこれも素晴らしくて琴線に触れる日々だったので備忘録的に◎

 

『東京ローズ』

新国立劇場のフルキャスオーディションによって選ばれし6人の

俳優による白熱のミュージカル。

 

友人のいいめぐ氏(飯野めぐみさん)もヒロインのアイバを含む

いくつもの役で大活躍。素晴らしかったです!

 

東京ローズは僕も小学生の頃にTVで特集番組を見て以来

興味を持っていた題材だったので、こんな骨太なミュージカルに

出演しているみなさんを羨ましく思いました。

 

いつか僕も、東京ローズの芝居をやりたい。

 

『デッドマン・ウォーキング』

こちらはMETライブビューイングのため、映画館にて鑑賞。

次々と押し寄せる心揺さぶられる瞬間に、終始涙止まらず。

 

高校生の時に観た映画版も今も心に残るほど大好きな作品ですが、

オペラ版は音楽の力も相俟って、映画版とはまた違った感動がありました。

 

イヴォ・ヴァン・ホーヴェの演出も凄かったし、

主演のJ.ディドナートをはじめとするキャストの絶唱も素晴らしかった!

 

頭痛がするくらい泣いて、ちょっとしたデトックスでした。

 

『ジャンヌ・ダルク』

2010年に100人エキストラで出演した思い出深い作品。

2014年の再演でエキストラをやった仁木くんと一緒に観劇◎

もうね、オープニングの音楽が流れた瞬間から涙が。

隣のニッキーも一緒に号泣。

 

家族や友人でも見つけるのが難しいようなエキストラではあったけど、

作品をより良くするためにとか、自分の与えられた役を膨らませようと

必死に創意工夫したことも沢山思い出しました。

 

あの時の経験は絶対糧になっていると思います。

もう13年も前の舞台で、あれから色々な作品や役と向き合ってきましたが、

初心に立ち返る意味でも見ることが出来て本当によかった◎

 

感動したので、帰ってから初演のDVDも鑑賞。

ごくごくたまーに画角に映り込んでくる自分が若かったです。

 

『キュビスム展 美の革命』

大好きなキュビスム。

何が好きって細かくは言えないけど、とにかく世界観が好き。

 

そんな大好物のキュビスム作品をお腹いっぱいになるくらい

観ることが出来て、そりゃもう至福の時間でした♪

 

それぞれの画家の人生や、作品に込められた想いも

キャプションを読んでじっくり味わうことができました。

 

ピカソやシャガールなども作品も凄まじかったけど、

一番印象に残ったのは、フレネーの『腰かける男』でした。

 

 

以上、柳内のインプット日記でした。

 

自分が演じたり表現する場はもちろん大事だけど、

こうして目で見て、身体で感じて体内に取り込むことも

すごく大切だなあと思ったのでありました。

もう誕生日に一喜一憂するような歳でもないので、

いつもと同じように1日が流れていきました。

 

そんな中でも、友人やお世話になっている方からメッセージが

届いたりして、とても幸せな気持ちに♪

 

もうホールケーキはいいかなという感じだったので、
今年は高めのケーキを調達して家族と共に過ごしました。
 
厄年の終了と共にコロナ禍を迎え、このまま演劇界からも
フェイドアウトするのかしらなんて思ったりもしましたが、
恵まれたご縁も沢山繋がって、役者を続けています。
 
次の1年もまた充実させることが出来るかは自分次第。
 
初心を忘れれず、一生懸命生きていこうと思います。
 
誕生日から1週間近くが経とうとしていますが、
引き続き、柳内佑介をよろしくお願いいたします。

 

烏滸がましくも主演させていただいた映画

『佇むモンスター』

 

何回かの劇場上映を経て、配信が始まったとのことです。

 

観た方の感想を検索してみると「後味が悪い」という方も

ちょくちょくお見かけするし、決して明るく楽しい作品ではないですが、

お時間がございましたらご覧いただけたら嬉しいです。

※撮影していると作品の世界が当たり前になってくるので、

 感想を読んで、「あ、この作品、後味悪いのか!」と。

 

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ひかりTV(レンタル)

 

個人的にはDOKUSO映画館のサムネイルを見るたびに

心がざわつきますが、柳内初の映画出演作品なので、

沢山の方に見ていただけたらなあと思います。

 

万人受けする内容ではないと思うし、何を思うかは人それぞれ。

 

どんな作品でも好き嫌いは必ずあるものだと思っているので、

たまに目にするレビューにもあまり一喜一憂しなくなりました。

⇒年齢のせいか?

 

でも、ご覧になった方の心に、何かしらが引っかかったらいいなあと、

そんな風に思っております。

 

↑↑佇んでみた柳内

もう3ヶ月が経とうとしているソロライブですが、

YouTubeに何曲かちょこちょことアップしておりました。

 

もしよかったらお時間ある時にご覧いただければなんて♪

 

『アナと雪の女王2』より「イントゥ・ジ・アンノウン」

 

 

『Everybody's Talking About Jamie』より「The Wall in My Head」

 

 

『美女と野獣』より「愛せぬならば」

 

 

『Never Say Goodbye』より「Never Say Goodbye」

 

 

いやはや、懐かしいです。

このライブの後に3作品も現場をこなしたと思うと

ちょっと自分でもビックリ。

 

暑い夏でした◎

 

そして、ちょっと一休みしつつ、次のコチラに向けて稽古しています。

 

朝霞ゆめぱれすで9月30日と10月1日に上演される
オペレッタ『こうもり』
 
一人芝居ミュージカルの繋がりで知り合った舘亜里沙さんが演出で、
今回は舘さんからお声がけいただき、看守のフロッシュという役を演じます。
 
フロッシュは歌わない役で、日本ではイッセー尾形さんなども
演じられた有名なキャラクターなのですが、今回は舘さんからの
リクエストもあり、柳内も少しだけ歌う予定です。
 
オペラ歌手の方々の名唱の中で悪目立ちしないように頑張ります。
 
そんなこんなで2023年も残り4ヶ月を切りました。
最後まで息切れせずに走り抜きたいと思います。

 

そして、『くまのがっこう』の千秋楽翌日には

こちらの初日を迎えました◎

 

『First Love~ツルゲーネフの「初恋」~』

このチラシやポスターを見るたびに、このメンバーの中に

自分が入っていることが不思議な感覚で。

 

今回はリーディングということで稽古数も僅か。

でも、そのスリリングさもみんなで一緒に楽しみながら

90分全員オンステージの舞台を泳ぎ切った感覚でした。

 

本当に、皆さん素晴らしかったです。

そして、リュート演奏の高本さんも本当に素晴らしかった♪

装置は椅子のみで、プロジェクションマッピングや照明で

場面ごとの世界観を変えていった弥勒さんの演出は、

シンプルでスタイリッシュで、柳内は大好きでした◎

全員で撮った集合写真。

これを見ても、自分がいるのが不思議です。

 

…ファンか?みたいな。

 

今回柳内は、壱太郎さん演じる令嬢ジナイーダに恋する男の一人、

医師のルーシンを演じました。

 

他の恋する男よりも年齢的にも社会的地位も上の方にいて、

だからこそ、苦味の効いたことも主人公に言ったりして。

 

あまり「ザ・大人」な感じの役を演じることもなかったし、

しかもリーディングということで、声・言葉だけでどこまで

説得力を持たせることが出来るかというのも大きな挑戦でした。

 

また一つ、役者としての幅が広がったような気がします◎

 

人数の少ないカンパニーだったので、みなさんとも写真を♪

 

↓演出の弥勒さん

 

↓上演台本の木内さん

 

↓主演の藤本さん

 

↓ヒロインの壱太郎さん

 

↓ジナイーダの母の一色さん

 

↓一緒にジナイーダに恋してた鯨井さん(右)と神里さん(真ん中)

↓鯨井さんともう1枚

 

↓リュートの高本さん

 
皆さん気さくで、舞台裏ではずーっと笑顔で◎
この作品に出演することが出来て本当に光栄でした。
 
今回は3日間という短い公演期間なうえに、リーディングだから
舞台上で視線すら交わすことがなかったので、またどこかで
必ず皆さんとご一緒できるように頑張ろうと思います。
 
そんなこんなで、柳内の怒涛の8月が幕を閉じたのでした。