あのね。あのね。

 

言葉にしたとたんに逃げていってしまう

そのことを書いておこうと思う。

 

 

満月だしね。

 

さっき古い友人と話していたの

 

わたしたちって

目の前に全部あるのに

 

大変で

めんどくさくて

難しいから

 

諦めて

 

簡単なことを選び続けている。

 

 

 

例えば、家がぐちゃぐちゃのままに

外に出ていい顔をしていたり。

 

暮らしの土台が、いま現在ぐらぐらなのに

また違うところへ行こうとしたり。

 

望んで望んで

授かった子なのに

一緒にいる時間は疎ましく感じたり。

 

 

 

不思議だ。

勿体無い。

 

 

目の前に

全部あるのに。

 

 

本当に、感じたい時間は

そこにあるのに

 

 

そして、与えられているのに。

 

 

それに向かっても、

すぐにはうまくいかないから

 

 

これじゃなかった。とか

人のせいにして諦めたり

 

 

簡単に手に入る何かを、代わりに手に入れて

こんなもんだよね。

みんなそうだよね。

 

そんなことを呟いて

諦めたり

 

そんなことをずーーーーっとずっと

繰り返してきたみたいだ。

 

 

 

片付けしなきゃ!ってささっとやることも

片付けしないでカフェに行くことも

別に悪くないし、それも選択の一つだ。

 

 

だけども

片付け。という

一つの行い。動き。

 

小さな小さな組み合わせに

美しさと想いと尊重が込められたら。

 

そんな時間を感じて、味わえたら

どんなに豊かなんだろう。

 

 

そしてそれは

 

何か一つの真実、正解で

見つかることじゃなくて

 

無数の組み合わせとバランスと

タイミングと

肌感と

感覚と

経験と

 

さらに同じ条件を揃えても

同じように立ち上がるものではない

 

 

 

 

生きること。

時間。

 

どんな時間を選択し味わったか。

 

それがその人の色となってゆく。

 

 

簡単なことを

すぐに選択してしまいそうになるから。

 

書いてみた。

 

 

 

 

簡単なことが悪いわけでも、ない。

 

前向きな怠惰は必須!

 

真面目も

頑張りも違う

 

 

力抜いて

味わって

美しく

 

そんなふうにわたしはいきたい!