代務登記のあれこれも終わり、やっと少し落ち着きました。
世間は大型連休でしたが、人が多く帰省するときほど田舎の僧侶は予定が埋まるものかなと思います。
そんな大型連休入り口の頃の私
帯状疱疹が完治したかと思えば 次は胃腸炎に襲われ、2日ほどダウンしていました。
嘔吐なんて、いつぞやカクテルを飲みすぎてしまった時以来です
あのときはマルガリータが美味しくてつい
今回は何も身に覚えのない不調でしたが、
連休中でなくて良かったです
さて。
このところ、宗旨違いに関係するご相談を受けることが続いています。
一件は、お子さんのご葬儀を結婚先の宗教で済ませた後、
遺骨をすべて引き取って戻られたご家族からのご相談でした。
今後の法要は自分たちのやり方(浄土真宗)でしていきたいということで、
別の宗教で葬儀をしてしまったけれど引き受けてもらえるでしょうか、
納骨も構わないでしょうかと大変気にしておいででした。
世の中には、そうした例を含む宗旨違い問題で親族から忌避感を持たれ、
先祖代々のお墓に入れてもらえないお骨が少なからずあるようです。
もう成仏された後の、この世にちょっと残った“抜け殻”に対して
そこまで神経質にならなくても……と思うのですが、
たとえ同じ宗旨でも「あの人と一緒のお墓には入りたくない」と言われる方があるのですから
宗旨が違えば尚更避けたがられるものなのかもしれません。
今回のご相談では、むしろ皆さんがこの故人を大切に想われていて
納骨の他にもああしたい、こうしたいと思うことがあるけれど
真宗的にはダメなことでしょうか、という内容でしたので、
可能な限りご家族のお気持ちを尊重する形でお答えさせていただきました。
極論、墓石を金ピカにしたいとかデコりたいとか、
お仏壇のご本尊を手持ちのお人形にしたいとか、
そんな突拍子もないことでなければ大抵「ご家族の納得されるように」と答えさせていただくとは思いますが。
(※こちらの例は超極論であり、実際のご相談とは異なります)
もう一件は、故人の一切を整理しなければならない状況下で
宗旨違いを含むお位牌や過去帳の扱いに困った方からのご相談でした。
そうした事情の過去帳やお位牌は、引き取らせていただいています。
もしもの返却希望にそなえて一定期間保管させていただき、後は「お焚き上げ」という形です。
仏壇は仏壇屋さんに頼んだけど、過去帳が(位牌が)ちょっと……というのは結構あるある問題かなと思います。
一件目のような「こうしたい」というご希望に関しては、
昨今のエンディング産業界隈の革新的な展開の影響を受けたご相談も出てくるのかなと思います。
今後は、宗教的な立場での伝統との擦り合わせをしていく柔軟性も必要になりそうです。