久しぶりのblogです。


自分の人生振り返りのblogを書くことは

懐かしく、時に切なく、可笑しくもありで。

こんなふうに生きてきたんだな、と

思いながら書いてきました。


息子が中学3年の半ば、中高一貫校だったので

受験もなく、

喘息もすっかり完治していたので

念願だった文鳥を飼うことにしました。


なかなか手に入らなかった白文鳥の雛。

探し回ってやっと巡り合えたかわいい雛。

まだ羽もろくに生えそろっていなかったので

餌付けをし、保温に気を使い、

それはそれは育児のようでした。

初めて一人で餌を食べたこと、飛んだこと、

水浴びしたこと、全てが愛おしくて

うれしくて。


無償の愛、って言うのでしょうね。

言葉が話せなくても通じ合う喜び。

小さくて暖かなこの子を全力で育ててきました。


わたしの後を追い、私の手の中でうっとりして、

私が出かける、帰宅するたびに

鳴いて鳴いて。

子供同然でした。


しかしながら病気が見つかり、

2年近く闘病生活。いっときは死んでしまうことも覚悟しましたが、奇跡の復活。

一時間かけて、ケージをかかえての通院に服薬。

本当によくがんばってくれました。


ドクターからは腫瘍も小さくなり、悪性ではなさそうだ、といわれた12月12日。

嬉しくて嬉しくて。


なのに、12月15日、仕事から帰宅すると

この子は星になっていました。

5年4ヶ月の鳥生でした。


その日の朝は元気でご飯も食べていて

なんら変わりはなかったのに。

わたしが帰宅するととにかく鳴いて、

おかえり、早く遊んで!のような毎日だったのに

その日は鳴き声一つありませんでした。


嫌な予感がして、玄関にブーツを脱ぎ捨て、名前を呼び続け、わたしが見たもの。


すでに硬直したかわいい我が子でした。


信じられませんでした。

受け入れられませんでした。

どれだけ泣いてももう、この子は帰ってこない。


荼毘に付しても

まだ部屋にこの子のぬくもりを感じています。

ケージのヒーターを消すことも出来ず

まだこの子の死を受け入れられないのです。


いつになったら

泣かずに済むのだろう。

涙が枯れてくれるのだろう。


小さい小さい子でしたが

わたしの全てだったのだ、と。


この子が亡くなってから

仕事には行くものの

気力が湧かないのです。


blogも書く気になれず放置したままでした。

それでもフォローしてくださるかたもいて。


もうすこし元気になったら

再開します。


苦しいです、ほんとに。


私の元に来て、幸せだったのでしょうか。


会いたい。










お部屋でも、外出先でも。