ゆうくんの通う園は

さまざまなイベントがありました。



子供を自然の中でのびのび、と言う

園長先生の方針で、

園バスでのお出かけや畑での野菜の収穫、

田んぼでおたまじゃくしを取る、などなど。



ゆうくんはおたまじゃくしじゃなくて

わたしにお花を摘んで帰ってくるような

子でした笑



また父の日のミニ運動会や、母の日の参観日、

めちゃ手の込んだお遊戯会、節分の豆まき、餅つき、父兄のバザー、花火大会。

小学校の校庭を借りての大掛かりな運動会など

子供たちには楽しい楽しい園生活だったと思います。


その中でも忘れられない行事がいくつもあります。


ゆうくんはひどい喘息で

イベントは半分でられたら良い方だったのですが、


花火大会の時、

あまり風のない日で、花火の煙がもうもうと。

すると、園長先生はゆうくんの手をサッと引き、



ゆうくん、こっちにきてごらん



風上にゆうくんは連れて行かれました。



園長先生は、喘息に煙が刺激になっては、と

配慮してくださったのでした。

ありがたくて、涙でした。



そしてお遊戯会前日には熱を出したゆうくん。

ゆうくんは一生懸命練習していたので

どうしても出る!と聞かず、、、

先生に相談しました。



先生たちはそんなゆうくんを見て



お母さん、心配でしょうが

出してあげましょう。

ゆうくん、ほんとに一生懸命練習していたんです。

わたし達が全力でサポートしますから!



なんと、

別室にお布団を敷いてくださり

出番まで寝ていなさいと。



そこまでして、ゆうくんを、、。



今思い出しても泣けます笑



お遊戯会は万面の笑顔で

ゆうくんは踊り、歌いきりました。

熱があったのに。



先生方は舞台袖でゆうくんを見守っていてくださいました。

何かあったら、すぐにゆうくんを引き戻せるようにと。



わたしは号泣。

先生も号泣。

よくがんばった!ほんとに我が息子、

抱きしめました!

先生たちもかわるがわる抱きしめてくれて

ちいさいゆうくんが、逞しく見えました。



でも、そのあと、ゆうくんはぐったり。

発作を起こしてすぐにクリニックへ。

のち、いつもの病院へ入院したのですが、、💦



ただ、このことはのちにゆうくんの自信と力になるのでした。



わたしは病気にさせたくなくて、つい過保護がちでした。



病気を押しても、と言う強さを

与えてくれた先生方には本当に感謝しかありませんでした。



育児ってほんとに正解なんかなくて


親も迷い悩みます。


でも、こどもを真っ直ぐに見てあげる。

受け止めてあげる。


それがあれば、きっと間違ったことにはならないのだろう、


そう思ったイベントでした。



今も思い出すだけで、涙が出ます笑笑







お部屋でも、外出先でも。