母はもう他界しましたが生前それはそれはてっちり好きで親孝行できる年になった頃には、または母の日や誕生といえば迷いなくてっちりを食べに釣れて行ってあげるととてつもなく喜んでくれただろうほどのてっちり好き

お金に余裕ができた頃に私は海外を好きに飛び回っており帰国するたびに親の家に居候する始末、そんな繰り返しで何一つ親孝行なことはしてあげられなかったから後悔している

そんなトラフグ好きな母と私にまつわる話がある

ある日経ったら好きな親子2人で遠慮なくお腹いっぱいフグを食べに行こうと、どちらが言い出したか覚えていないけど養殖の活フグ、いわゆる一人前2980円というやつに行ったことがある。

まずてっさ。もちろんいそふぐと違って我らの好きなブツはおいていない。

でもてっさはある。それと晴れ酒を頼む

湯引きをつまみながら鍋は先ず2人前を注文する

お決まりの白菜と豆腐と菊菜、そして春雨を従えてアラと身が鎮座して大皿が運ばれてくる

瞬殺でなくなり追加はアラを4人前。

大皿の白菜、豆腐、菊菜、マロニーは私も母も手をつけない

1枚も。

そして白子や唐揚げなんぞも一切不要

ひたすらアラ

親子といえどウグイスは遠慮しながらも狙っている

まぁ大体母が私に譲ってくれるのだがとにかく旨い

またお代わりして4人前

これを2回続けて最後は雑炊で締め括った

その出汁の濃いことといったら雑炊の旨さがものを言ってた

あれほど美味しいてっちりと雑炊はかつて食べたことがなかったと思えるのは

母との最初で最後の思い出となったからだろうか

いま、千葉に来て3年目

まさかの舘山でトラフグが釣れるという情報を見にネットで調べてみると確かにトラフグが上がっている

天然物が。。

まぢかー!天然物のトラフグって市場でナンボするんやーてくらいお高いもので金に頭をつけない私でもなかなかおいそれと手を出せる価格帯のものではないあのトラフグが自分で釣れるだなんて、、

その釣船屋にすぐに申し込んだことは言うまでもなし

結果おおきに、しかもこの時期型がいいのか白子が手のひらより大きなサイズのトラフグが釣れた。

嘘でしょー

お母さん、なぜもう少し生きててくれなんだよ〜

私がたったトラフグ、母なら悲鳴をあげて喜んだに違いない

とはいえ今は1人

ひたソリ食べるのも侘しいので今日は富士山を前にして夜は死に間際母が満天の星を見たいと言ったことを実現すべくトラフグを持って富士山の懐まで来てみた。

なにも親孝行なことしてやらなかった

ここに、つれてきてやりたかったな〜とつくづく思っているナウです

それにしても今夜の夜空が待ち遠しいほどの、静かな、そして綺麗な空と富士山である