「おい、見ろ、この天気。この新緑。
ちょっと行けば瓦礫だけど、しゃーねーな、生きていくしかないよな」

陸前高田市にある
岩手県立大船渡東高校の国語教諭・工藤さんの言葉
妻と二男を亡くし、長男と三男と生きてゆく。


新潮新書『復興の精神』で養老猛司氏はこう書いている。


私はいつも、人生は「答え」だと言うようにしています。
多くの人は逆に考えています。
人生は「問い」ではないのに、(略)
だから「人生とは何か」「生きるとは何か」と考えるのです。
この年になってわかるのは、
今の自分がこうしてあること自体が
なにかに対する答えだということです。


重いテーマですが
大事なことだと思ったので書きとめました。