定期テストのご褒美について
我が家では、いつも特段設定していない。
時々、定期テストが終わった後に、頑張ったからご褒美をあげる~ということはある。
例えば、もう詳細は覚えていないので金額については適当なのだが、定期テスト終了後かつ定期テスト返却前に、
「① 頑張った基本給として5,000円。追加で満点取るたびに1,000円。」
「② 頑張った基本給として2,000円。追加で満点取るたびに2,000円。」
「さ。どっちか好きな方をどうぞ。」
のような提案をしたことがある。
3教科満点が損益分岐点だ。
娘はだいぶ迷っていたが、①を選んでいたような気がする。
割とこうゆう時は堅い方を選ぶ。
結局は②を選んだ方が良かった記憶があるが、
「満点多い方が嬉しいからいいんだも~ん。」
のようなことを言っていた。
さて、ご褒美というと「アンダーマイニング効果」が思い起こされると思う。
「アンダーマイニング効果」とは、
「内発的動機(純粋な興味・探求心・達成感など)による行為に対して外発的動機づけ(報酬・罰)が行われることにより、結果としてモチベーションが低下すること。」
嚙み砕いて言うと、
「もともと自分が好きでやっている行為に対して報酬(物質)を渡すことで、却ってその行為に対する興味・関心を奪ってしまうこと。」
のような感じだろうか。
どうしても頑張っているからご褒美をあげたいなぁという場合には、予め宣言しておくのではなく、サプライズであげるといいらしい
また、好きでやっているわけではない行為についてはそもそも当てはまらないので、アンダーマイニング効果について考慮する必要はないかもしれない。
・・娘にとって勉強は、好きや嫌いというよりは単に「やるもの」として認識されているもののような気がする。
そしてそもそも物をあまり欲しがらないので、物によるご褒美にあまり効果はない。
あげる場合は、単にこちらの自己満足になっている可能性もある。
「頑張ったね。」などの言葉をかけてあげる方がよほど嬉しそうだ
ちなみに、私は勉強面ではあまり娘を直接褒めない。
勉強面以外は褒められるのだが・・夫には、求める基準が高過ぎるのだろうと言われた
たま~に褒めると、
「え。ママに褒められた。珍し。貴重。」
と言われる。
また、娘に
「頑張ったから褒めて~。」
と言われると、一気に褒めたくなくなる。
宿題やったかお母さんに聞かれた時の「今からやろうと思ったのにやる気なくした。」という子供の心境だ
「褒めてほしいならパパにお願いしろや。」
と言うと、
「パパはすぐ褒めてくれるから、パパの褒めるは価値が低いからいい。」
と割と酷いことを言っていた。
そんな娘だが、今回は珍しく
「頑張ったからこの服買って~。」
と言ってきた。
いや、それお前がどのデザインにするか決めないから保留になってただけだし・・テスト関係ないやんけ