このブログで2021年12月に閉店後30年以上経過した東京・銀座のシャンソン喫茶「銀巴里」が閉店さよならコンサート開催の模様や歴史を~想い出の銀巴里~と題してアップした。

 

 

今日、私の手元に昨年12月に出版された掲題の単行本が届いた

シャンソンを歌い、自分で原詞を日本語に訳詞、シャンソンのステージをプロデュースし、ライブハウスも運営する深江ゆかさんが銀巴里の専属歌手として長期間努め、内部にいた人ゆえ感じ得た日本人としての多くのシャンソン歌手のシャンソンに関しての接し方、歌手を取巻く大勢のスタッフのシャンソンに対しての取り組み方、歴代マネージャー素顔、作本社長のこと。

日本のシャンソン史を語るのに、この本で80パーセントは知る事が出来るのではと感じる。

 

今は87歳のオジン。若い頃、渋谷のジローへ通いカウンターでシャンソンのレコードを聞き、ジローの社長 O氏の邸宅へ呼ばれ深緑夏代さんを紹介され、その時から深緑夏代さんの付け人のような事をしたり、石井好子さんの仕事をも手伝い日航ミュージックサロンでのステージでは、この本にも出て来るキーボードの綾部肇さん、寺島尚彦さん等とも仕事させていただいた時代を懐かしみ、何度も読み返したいと思って居る。