私は今般56歳になってしまいましたが、私のリアルの活動は未婚の若者に焦点を絞っています。

私が所属する宗教団体では「子供に未来を手渡そう」というキャッチフレーズがあります。
この言葉が意味するところは、「これまで子供に未来を手渡す事に失敗しました。失敗作である子供が大人になって結婚し、子を産み育てるという、現に存在する悪循環をいい加減に絶ちましょう」、そういう事だと思っています。
既に子を産んでしまった、或いは育ててしまった人の大多数は既に、次世代の日本を背負う子を産み育てる事に失敗したのです。
当たり前のように親との同居を拒み、生まれて来る子に日本の伝統や文化や精神を教えるお爺ちゃん、お婆ちゃんを欠き、利己的個人主義こそが処世術と信じる者が子を産み、育てるのです。

家庭教育の極悪化のみならず、韓国・アメリカに都合のいい内容の教科書で日教組教職員による教育を受け、垂れ流される韓国・アメリカ系の報道を真実と信じ込み、とんでもない迷路に迷い込んでいる事に気付く事さえ無く自分の考えや価値観が正しいと信じて子育てを行う結果としての子供達、そしてそれが大人になって同じ様に子を産み育てる事を繰り返している現実があります。
戦後70年間近く、今尚、この体制は続いています。

先般の東京都知事選の世代別支持率なんて報道があり、20代が最も田母神俊雄氏を支持していたなんて報道されました。
信じている人も多いと思いますが、とんだ茶番です。
インターネットが普及したと言っても、テレビや新聞みたいに垂れ流されるものではなく、自分で積極的に検索しない限り真実には辿り着けないのがインターネットです。
利己的個人主義に染め上げられた20代が、自分が儲けたり、自分が異性にモテる事そっちのけで、都知事選挙の為にインターネットで検索したとでも言うのでしょうか。

だから「バカも休み休み言え」と言いたくなるのです。

私のリアルの活動として現役の大学生が主催する勉強会があり、主催している学生達は主催する事をきっかけに真実に気付き、力強く発信していますが、彼らの周りにいる若者が同様に目覚めているのなら、その勉強会は満員御礼状態になります。

ならねーよ。

どこにそんな若者がいるものですか。
そもそも20代なんてのは、日教組教育に染め上げられた鮮度抜群の世代ですよ。
そんな世代が最も日本の真実に気付いている世代だと?
報道する方はナメ切っていますし、信じる方もどうかと思います。

このような実情だからこそ「子供に未来を手渡そう」と叫ぶのであり、その為には未婚の若者への訴求が最も肝心だと考えるのです。
既に子を産んでしまった、ましてや育ててしまった人が今頃気付いても、もう手遅れなんです。
結婚する前から気付き、結婚して子を産む頃には日本の実情を熟知していないとダメなんです。


私は滋賀県民です。
だから先ず滋賀県の若者に気付く機会を設けたくて勉強会を始めました。
各々が先ず地元で活動する事で、結果として日本全体が変わります。
そう信じています。

未婚の若者達の意識改革。
最も意識改革が困難な世代の意識改革であり、それこそが最も肝要だと思います。

奇妙な報道に惑わされる事無く、一人でも多くの大人に、この困難な課題に取り組んでいただきたいと切に願います。