今や日本人の多くがアメリカ合衆国を好きです。
好きと言うより憧れています。
憧れてもいますが、劣等感も持っています。
何故でしょう。

高々200年余りの歴史しかなく、国際舞台にデビューしたのも日露戦争の頃。
民族は種々雑多で混沌とした社会。
個人主義と言うより利己主義。
覇権国家で世界中で戦争を仕掛ける。

日本人が憧れる要素はアメリカにはありませんね。
ましてや日本人が劣等感を感じる要素はアメリカにはありません。

なのに何故に現代日本人はアメリカに劣等感を持ち、アメリカに憧れているのでしょうか。
街に出ればアルファベットの看板が立ち並び、カタカナ用語を使って知性派を気取る現代日本の風潮。
どしてこんな事になるのでしょうか。

アメリカ映画を次から次へと上映して、アメリカの実態を隠蔽するから?
それもあるかもしれません。

日米安保条約によって日本が守られていると教育されるから?
それも大きいと思います。

太平洋戦争で日本はアメリカに負けたと教育されるから?
それもあると思います。

ですが私が思う第一の理由は、ほとんどの日本人は英語が話せないから。
学校で、英語で劣等評価されたから。
だから日本人の多くはアメリカに劣等感を持ち、黒人でも幼児でも英語を話すアメリカに憧れるのだと思っています。
そうです。
現代日本人がアメリカに劣等感を持ち、アメリカに憧れる第一の理由は、思春期における英語教育が原因だと言いたいのです。

英語はたった26文字しかないアルファベットを並べただけの言語であり、ひらがなだけでも50字、文字が意味を持つ漢字も合わせるとおびただしい文字数を誇る日本語を操る日本人にとって極めて容易い言語であるにも関わらず、難解かつ難読に教育する事で英語劣等生を大量生産し、そうして英語劣等感、アメリカ劣等感を植え付けようと企む文部科学省の謀り事の結果に他ならないと私は思っています。

私は中学3年生で日常会話程度ならアメリカ人相手に英語で話せました。
英語なんて本来はその程度の言語なのです。
勉強方法は学校教育以外に少々工夫しましたが。

その程度の言語である英語でも、学校で教わると難解至極です。
感受性が豊かな思春期の時点で大変に大きな劣等感を持ちます。
これが企てです。

で、なんですか?
小学5年生で正式科目、成績評価もするって?

文部科学省は日本人洗脳の手を緩めませんね。

ま、英語を話せない親が圧倒的多数ですから、英語をバカにできないのでしょう。
そしてその子も英語に劣等感を持ち、アメリカに憧れる。
日本中がアメリカ賛歌に覆われる。
全て文部科学省の企てだと思います。
いや、そう断じていいと思います。

かくしてアメリカ合衆国に対する劣等感と憧れは益々育まれるのでしょう。
それを阻止する術は小市民の私にはありません。
ですがこれだけは知っていただきたい。

アメリカは世界中の嫌われ者です。
世界中がアメリカを見下し、嫌っています。
アメリカに好意的なのは地球上で母国イギリス以外には日本だけです。

文部科学省がどうあれ、学校教育がどうあれ、せめてお子さんにそれぐらいの家庭教育はしてください。
切に願います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

http://sankei.jp.msn.com/life/news/131023/edc13102313220003-n1.htm

英語教育、小3へ前倒し 5、6年は正式教科に 文科省が方針