お年寄りを騙して金を巻き上げ、それで生計を立てている詐欺師がいたとして。
こういう言い方もあるのだろうか、「詐欺師だからといって、言っている事の全てが嘘じゃない。詐欺師といえども本当の事を言う事も多々ある。それなのに詐欺師というだけで何でも疑ってかかるあなたは最低だ。そんなあなたの方こそ信用できないし嫌いだ。」

嘘しか言わなかったら、それは単なる「嘘つき」だから誰からも信用されない。
「詐欺師」というのは人を騙すのだから、むしろ真実を語る事の方が多く、そうして信用されてこそ、初めて人を騙せる。

「詐欺師」というのは巧みなもの。
だから騙されるなよと忠告する。
それは余計なお世話か。


今日の「そこまでいって委員会」。
安倍総理が出演した。
ご覧になった方も多いと思う。
そして満足された方がほとんどだと思う。
これによって「そこまでいって委員会」という番組が国民から信用される。

私は忘れない。
外国人参政権を推進し、日本の国土は日本人だけのものではないと言っていた民主党が総選挙で圧勝する前の「そこまでいって委員会」に後の原口総務相が出演し、出演者がこぞって「民主党にもこういう人がいるのだから捨てた物じゃない」「一度任してみればいい」と、とんでもない意識誘導をしていた事を。
現役の大阪市長でありながら市政を放り出して国政選挙で全国を走り回るような理不尽な男・橋下徹がレギュラー出演していた番組である事を。

今日は安倍総理が来るという事で出演者を保守派で固めた。
そうする事で違和感無く見る事ができたかもしれない。
そんな今日の「そこまでいって委員会」でさえ番組制作サイドの姿勢はどうだったか。

放送作家の書いた原稿を棒読みしただけという事にしといてやろうか、国賊・辛抱治郎。
安倍政権になって円相場が好転した事を、「為替相場では同じ傾向が5年以上続いた事は無いので、今、円安になっているという見方もありますが」だと?
誰がそんなひねくれた解釈してんねん、カス!

こういう番組だから反吐が出そうになると言う。
為替相場や株式市場には莫大な金と人が群がっているもので、その莫大な数の人の立ち位置が変わらない限り流れは変わらない。
「そこまでいって委員会」という番組の本質は国民の意識誘導にあると、今日一日見ただけでも私は感じる。
それでもこの番組を信用した人は多いのではないか。

「いい番組だ」
「この番組だけは見てもいい」
そう思わせる事が詐欺師の巧みな技だと言いたい。


テレビは信用されている。
新聞も信用されている。
だから多くの国民が見るし読む。
だからこそテレビや新聞は国民を欺く事が出来る。

民主党政権を生んだのは国民ではなくテレビと新聞だ。
その事を死ぬまで忘れないで欲しいと願う。

奴等は巧みな詐欺師。
見れば巧みに騙される。

特に大阪府民。
あなた方は自分達が選んだ知事にも市長にも見放された。
知事も市長も国政選挙に奔走した。
それなのにまだ維新に投票している。
アホの滋賀県民でさえ嘉田由紀子・未来に投票した者は至極少数だぞ。

未だに維新に投票しているそんな自分を振り返って欲しい。
騙された、裏切られたと感じないか。

国政政党の代表代行、幹事長。
そんなにヒマか。
大阪府知事、大阪市長。
そんなにヒマか。
おってもおらんでも、どっちでもえんか?

大阪府民は愚弄されている、バカにされている、コケにされている。

こんな主張をする私は余計なお世話か。
こんな私を嫌うか。

詐欺師に騙されて老後資金の全てを振り込むお年寄り。
大阪府民はそんなお年寄りと同種に落ちていると私は思います。
知的レベルが滋賀県民以下とは情けないではありませんか。

マッチ程度の火でもいい。
テレビや新聞は絶対にやらない打倒・橋下徹の火を誰かが灯さないといけない。
橋下徹の存在を許してはならない。

それは日本国民の大阪府民に対する切なる願いです。