「年越し」といいましても、単身者の私などは普段と大差が無いものです。

昨日が最後の買い物で、まだラーメンは送ってもらったものがありますから、卵かけご飯用の卵と、小腹が空いた時の為の食パンを買っておいただけで、これで正月に5日間ほど閉まるスーパーに対応できたと思っていました。

が、その事をお付き合いしている彼女に話すと「泣けてくるわ」と。
『正月というのに、何とみすぼらしい』と感じたようで、当の私本人は何とも思ってないものですから、どこで人を悲しませてしまうか分かったものではありません。

それで彼女はおせちを作って今日、唐崎駅まで持って来て、そのまま電車に乗って帰って行きました。

彼女には普段から世話になっているし、加えてそこまで苦労をかけては申し訳ないのですが、彼女にすれば「あたしの気が済まない」と言い、電車を乗り継いでやって来て、直ぐに帰って行きました。

私の家に来て、私の喜ぶ顔を見たいと言っていましたが、それだとまた駅まで送らせる事になるし、このまま帰ると言って帰って行きました。

家に戻って開けて見てみると豪華な二段重。
半分以上は市販の物を盛り付けただけだと言っていましたが、まるでホテル並みの『料理』です。
間違っても、私が普段食べている『餌』ではありません。

他には、外回りの私の仕事を気遣った冬物の下着なんかも入っていました。
母性です。
こういう素養は女性にだけ許されたもので、男性では真似できません。
それにしても『いい女』に縁したものです。

こういうご縁をいただいたのですから、それを授かった男性として、自分にしかできない、できるだけ大きな仕事を成さないといけません。


明日は大阪・羽曳野に初詣に出かけます。
明日の予定はそれだけです。


今年一年は十分に努力が報われた年でした。
あり余る成果をいただけたように感じます。
何も無いところから『国を思う集い』を発足させ、それが他地域に飛び火したり、また、いいご縁を授かったり。
会合も9月には100名規模、12月には200名規模と、大きな成果をいただきました。
1年を振り返れば十分に満足できます。

ただ、当面の目標は、滋賀県下で1万人規模の集会を主催する事にあります。
今年はそれに向けてスタートを切っただけです。
来年、再来年と積み上げていかないなら、今年1年の成果はかき消されてしまいます。
来年は大いに飛躍しないといけません。
有償の仕事を犠牲にしてまでやっているのですから、時間と労力を無駄にできません。

こうして無償の仕事に熱中するのも一種の『身勝手』です。
私の『身勝手』を許し、見守っていただいた身近な人の全てに感謝申し上げます。
ありがとうございました。

来年もどうか宜しくお願い申し上げます。
良いお年をお迎えください。