女子サッカー選手、それもワールドカップ決勝のような舞台で闘う日本女性を「なでしこ」と呼ぶには、個人的にはいささか抵抗があります。
「大和撫子」とは従順で控え目な、それでいて芯のある強い日本女性を指していると思っています。
たとえスポーツといえども、相手を打ち負かす為に闘う者を「なでしこ」呼ばわりするのはいただけません。

その呼称はさておいて、昨夜の戦いっ振りは見事の一言で、さながら重戦車と戦う歩兵部隊の様相でした。

見た目には勝てっこない。
それを勝つのが日本人の不思議なところで、奇跡と呼んでいいのでしょう。

最大の奇跡は前半45分を0-0で折り返した事でしょうか。
重戦車軍団がそのパワーをフルに発揮する前半45分を歩兵軍が無得点で凌いだのは奇跡に見えます。

そのパワーとスピードが衰えたとはいえ、後半と延長、PK戦と勝利の瞬間は見応えがありましたし、感動もしましたし、ウルウルもしました。
凄いですね、日本選手。
これからも活躍して欲しいものです。

さて日本人ですから感動し、喜びもするのですが、あの試合を見ていた外国人は何を思うのでしょう。
余りの体格差。
それでも負けない、勝利する日本人。
ただ者には見えないでしょう、きっと。

アメリカのオバマ大統領はホワイトハウスでテレビ観戦していそうですが、小柄な日本選手に負けた自国の選手を見て、従来にも増して日本に対してビビったのではないでしょうか。
現在は日本の占領政策を中国に委ねているアメリカですが、その中国への協力を惜しまないのではないかと思います。

それとハンデ。
日本人にはハンデをひっくり返すだけの力があります。
体格差。
パワーとスピードの差。
いかにも大きなハンデですが、それでも勝つというのですから恐ろしい話です。

金が無いとか、体力が無いとか、頭が弱いとか、そういうハンデは何なりと誰もが持っているものですが、日本人の精神力をもってすれば、ハンデをひっくり返せる、そう見せつけてくれた試合でもあったと思います。
日本人はその精神力に自信を持っていいのだと思います。


明日は阪急京都線・桂(京都市西京区)
近鉄京都線・東寺(京都市南区)の予定です。

サッカー観戦で徹夜しています。
事務仕事も滞留したままです。
なかなか侭なりません。


彼女も私を元気にしようと必死です。
昨夜、食事に付き合ってくれたのも、彼女自身の喜びの為ではなく、ひたすら私を元気にしたい、その思いの故と感じます。

そういう女性を見つけて結婚して欲しい。
自己主張する事無く、ひたすら陰で男を支えようとする女性を見つけて結婚して欲しい。
未婚男性には切にそう願います。