先日、共通テスト当日模試を受けてきた娘。

結果が送られてきました。


美大受験にも、共通テスト使用ができるそうで、国語(現代文のみ)、英語(リーディングのみ)、選択で日本史を受けてきました。

点数が足りないようなら、学科も塾が必要かとドキドキでしたが、国語、英語はクリア。日本史は習った範囲内までしか解けていないが、まあ大丈夫そうだと。

学科は、学校の勉強でカバーできるところは有り難い事です。


あとは、実技のみ。

3ヶ所の美大予備校を梯子して、高校3年時に通いたい予備校も決めたようです。優劣ではなく、カリキュラムとの相性のようです。


私が気になっていた合格率の高い予備校は、娘の行きたい専攻の生徒が居なさそうとの事。

専攻が1人だけという人も他にいて、違う課題をするようになっていたが、他に比べる人が居なくて、先生の言うことだけを信じて課題をこなす事は、わたしには無理。先生の言う事、過去の参考作品だけでなく、同じ課題をこなす人の中での立ち位置も気にしながらの方が合っているとの事でした。


冬季講習に参加してみて、自分の講評の平均は上段の後ろの方だったから、ここのほぼ全員が多摩武蔵のデザインに受かると考えたら、お茶美やどばたの桁違いにレベルが高い絵を描く子達は、芸大に抜けるって事なのかもね。気が楽になったと話していました。でも、大学や働いた後には出会うのだから、その時にショックを受けたくないから、上のレベルを知っておきたいそうです。


芸術は、自分の中を見つめていく作業なのかと思っていましたが、見る人の評価を頭に入れながらの方が娘には合ってそうです。娘が小学生の頃、オシャレとは何かなんて話をした時に、私は自分の着たいもの着る事と言いましたが、娘はママはそうなんだ。私は、自分がオシャレだと思う人からオシャレだと思われたいと話していた事を思い出しました。


今回の図工は得意分野だから、ちょっと賞を取ってくると絵を描いて表彰される娘を見て、図工が受験科目なら楽だったのにと思った事がありましたが、まさか本当に受験科目になってしまうとは思いませんでした。娘の未来は全く読めませんが、美大受験は無謀な夢ではなく、努力の先にある、実現する可能性があるものになってきました。

親は稼ぐのみですね〜。