太陽光発電パネルを載せる屋根についてのお話です。
興味無いですか?、あぁそうですか、じゃいいです、勝手に書いときます。

家の屋根の形なんて、どこも同じようなものなので、特に特徴的なものはありません。
シーサーも乗ってませんし、、、

とりあえず、南向きに広大な屋根があります。
どのくらい広大かってぇと、幅11.34m 奥行き5.13mです。
メーカーによって多少違ってきますが、6kWくらいまでは余裕で載せられます。
次に、いわゆる4寸勾配ですので、アークタンジェント0.4を電卓に計算させると、約22度の角度です(えらいぞ電卓、すごいぞ電卓、私じゃムリな計算を簡単にやってくれます)。
方角的には、真南から、20度ほど西になってますので、正確には南南西ですね。
メーカーのシミュレーションによると、30度位で真南を100%とすると、96%位の発電はするんじゃないでしょうか、まあ、普通に良い条件ですね。

さて、この屋根に載せるシステムを考えてみましょう。
まずは、発電量に関しましては、国の規定で10kW以下の場合、大きければ大きいほど売電での利益は上がります。
ただし、一般的なパワーコンディショナーとよばれる機械の上限を超えるような発電量になると、パワーコンディショナーが複数台必要になり、初期費用等がポーンと跳ね上がりますので、我が家のお財布にやさしくありません。
今回は、パワーコンディショナー1台をベースに考えて、その最大効率が得られる発電量を考えます。
もちろん、パワーコンディショナー(めんどうなので、パワコンとしますね、パソコンじゃねぇよ)のDC-ACの変換効率と価格も重要です、お財布にやさしく。
各メーカー共、一般家庭用のパワコン1台だと、出力がだいたい5.5kWが最大となります、日本お得意の横並びですね。
となりますと、太陽光発電パネルはその2割増しくらいまでOKなので、6kWから6.5kWまで耐えられそうです、しかーし、またここでもお財布の上限がありますので、むやみに大きいのも考えものです。
おっと、2割増しのところ説明が抜けちゃいましたね、パワコンと太陽光発電パネルの関係なんですけど、メーカーのカタログなんかには書いてませんが、例えば4.8kWの太陽光発電パネルを付けた場合に、設置業者は5.0kWのパワコンではなく、4.0kWのパワコンを推奨というか使います。
理由は、4.8kWという数字は真新しいパネルの瞬間での最大発電量であり、前述の真南に30度の勾配がある屋根に気温25度くらいで出るかもしれない数字でして、太陽光発電パネル自体の汚れや劣化、方角・角度、気温で実際は20%減の3.8kWから4kW程度しか発電しないそうです。
だから、5kWではなく、4kWのパワコンで十分なんだそうです、しかも4kWの方が安い。
はい、確かに一理ありますし理解はできます、でもね、メーカーのパワコンの仕様を見ると、定格の半分位が一番DC-AC変換効率が良くなってるんですよ、この変換効率についてはまた別に説明します(覚えてたら)。

ここまでで、だいたいのシステムの大きさが見えてきましたので、次に太陽光発電パネルに関して考えてみました。
まずは太陽光発電パネルは大きく分けて3種類にわかれます。
単結晶型・多結晶型・化合物型の3種類となります、それぞれの特徴はメーカーのカタログやホームページ、設置業者のホームページに多く記載されてますので、勝手にググってください。
今回は、屋根の面積が大きいので、高効率・高価格の単結晶はあまりメリットがありません、つまり6kW以上を載せても初期費用回収が難しくなりそうですし、5kW程度だとあえて選ぶ理由がなくなってしまいました。
となりますと、多結晶タイプか化合物タイプでの、価格競争となります。
この2種類でもいろんなメーカーからいろんなパネルが出てますので、見るだけでも楽しいですね。

あ、そうそう、無視していたんですが、かながわソーラーバンクから昨日電話があって、その後どうなりましたか?ですって、いやー、見積すらもらってないもんでどうするもなにも、他で見積もり取って検討中ですよー、って言ったら、申し訳ございませんって丁重に謝ってんだけど、これって受けた業者が悪い業者であって、そんな業者を今度からソーラーバンクの業者から外してもらうようにするしか無いんじゃないのか?
んで、さきほど、その悪徳業者から電話があった、当然、まだ見積もりに手もつけていないような話をしてきた(見積もりのために、設置場所の確認させてくださいなんて言うかね、フツー)。
かながわソーラーバンクさんに、あんたのこと最悪業者だって言ってますんで、後はそこと話してください、とにかく、アンタんとこはもういらねえよ!!って、あぁ気分わるい。(あ、また毒をはいてしまった)

次回、そろそろシステム概要の発表か??