何ていうか今更なんですが、ちょっと書きたくなったんで書いてみます。


今FF7の音楽聴いてるんです、ピアノコレクションズには入っていない曲だけどピアノアレンジになってる奴なんですけどね、多分AC用アレンジバージョンじゃないかと思います。


以前から言ってます通り私はゲームの大ファンです。その音楽を作ってきた人達には好きな作曲家さんが沢山居ます。(そんな事から昔はゲームの音楽とか作りたいなぁ、とかそんな夢を持ってたんです。)まぁ、その中の一人に植松伸夫氏が居る訳です。


植松氏は比類無きメロディメーカーであります。こういっては失礼なのだけど、アレンジに凄く妙があるっていう人には私には思えないんですが。氏のメロディには天分があるように思えるのですね。一度で人の心を掴む、何処か温かいメロディはやはり天分なんだろうと思います。間違いなく天才メロディメーカーだと思いますね。


「アレンジは経験を重ねれば改善される、しかしメロディは経験でどうにかなるものではない。」という話を聴いた事があります。


音の列。それには起伏があって、その起伏によって人は感動する。言葉にすると簡単なようで、本当は凄く難しい事です。


難しい証拠にヒットチャート見てても「ああ、いいメロディだな」と思えるものが最近少ないです。酷いものだとただひたすら無闇に同じ高さの音を並べていたり・・・そんなのメロディっていうのか、って感じさえするものもあります。最近の邦楽に関して文句を言いたい事があるとすれば、「もっとメロディを大切にしろ!」って事です。一部を除いたら本当にプロなんだろうか?って思ってしまうくらい魅力を感じられないものが多いのです。何かプロになるべきではないレヴェルの人達が何か音楽とは別の理由でプロになっていてヒットチャートの上位にランクしてしまうという悲しい現実もあるので、仕方がないって言えばそれまでなんですが。


まぁ、その話はそれまでとして、楽曲制作を趣味としていて、いいメロディが降って来ない俺にとっては氏のメロディは羨望の的であり、同時に常に尊敬をしている訳であります。どうやったらあんなメロディが次から次に降って来るのかな・・・?無能な俺にはどうしようもないのでしょうか?


構成、アレンジ、リズム、色んな所に拘って音楽を聴いてきたんですが、やっぱりメロディのいい曲はいい、と最近思ってます。