全体的にスパニッシュな感じがしたのは"FURIA TAURINA"を聴き過ぎたからでしょうか?ケルト的要素が入っているものやヒーリングミュージックのような楽曲もあり、ということで、結構幅のある事に今更ながら気付いています。"Truth","State Of Grace","The Rena Song"辺り気に入っています。


"Truth"のギターフレーズは心を揺さぶるものがあり、「ギターが鳴いている」トラック。ライブを目にすればきっとCDで聴くよりも感情を強く揺さぶられた事でしょう。"State Of Grace""The Rena Song"は落ち着けるという意味でヒーリングミュージックと呼ばれるものと共通点があるように思いますね。


普段は電子機器から増幅された分厚いバンドサウンドを展開する彼らですが、此処から聴き取れるのは適度に空間がありアコースティック的妙味を其処彼処に散りばめたサウンドと言えるのではないかと。勿論電子機器を使っては居るのでしょうが、強烈なまでに分厚いDTサウンドとはかなり違いがあります。感覚としては葉加瀬太郎のVIOLINISMを聴いている感じに近いかと。(つっても分かる人にしかわかんねーか。)


最後の短い曲は結構クレイジーですが。