実はね、発売してスグくらいに買ったんですよ。Steve Vaiは非常に有名なギタリストですから、名前くらいは知ってましたよ。でも、聴いたことがなかったんですね。ギターマガジンだったか何かを読んで、新しいアルバムが出るらしい、ってことで買ってみよう、ってことになったんです。


Steve Vai
Real Illusions: Reflections

三部作の一作目と言うことですが、とても良かったです。とにかく"Lotus Feet"がいいのですよ。この手の奴にはホントに弱い。 ただただ感動。アルバム全体に渡って、ギターの音が本当によく抜けてると思います。ハイトーンな音の抜けが凄い。貫くようなトーンに背筋がゾッとなります。アルバムのストーリーは正直余りよく分からないですが、音楽として聴き応えがあるんじゃないかな。


01.Building The Church

02.Dying For Your Love

03.Glorius

04.K'm-Pee-Du-Wee

05.Firewall

06.Freak Show Excess

07.Lotus Feet

08.Yai Yai

09.Midway Creatures

10.I'm Your Secrets

11.Under It All


"Building The Church"は1曲目だけあって、音の旅の幕開けを感じさせる曲です。このアルバムは全体的にアジアンな感じというのもあるし、「西遊記」とかのBGMとかにしても面白い曲なんじゃないかな。"Dying For Your Love"も一聴すると聴きにくい感じを受けるかもしれないけど、聴いていくと歌詞との兼ね合いが深い曲だと思う。"Firewall"とかも洒落た感じがいいんじゃないかな。"Freak Show Excess"はかなりバトルになっている。個人的に心地良いのが"I'm Your Secrets"で、電車とかで移動中はリピートかけて揺られてることが多いですね。


個人的に好きなのは"Building The Church","Dying For Your Love","Lotus Feet"かな。聴き易いのという意味で好きなのは"I'm Your Secrets"。"Glorius"や"Firewall"はその次くらい。


ジャケットの絵も個人的に好きです。個人的には本人達の写真がバーンと載っている奴より、「何だろう、これ?」と思わせるような感じの絵がカバーになってるものの方が興味があります。そういう意味では割とジャケ買いしてしまうタイプかもしれません。アートワークがアルバムの内容をよく表していると思います。


色々曲を流して飽きてきて、でも、何か物足りない時とかによく掛けたりします。どれを掛けるべきかなぁ~と思った時にも手を出しますね。結構聴き込んだ今でも時折パッと手に取る一枚です。