いよいよ野球が始まった。日本のプロ野球もメジャーも。


昨日、「すぽると」で新しい神宮球場について特集されていた。ラッパーのZEEBRAがスタジアム全体の音響とか映像とかを監督してて、なかなかいい感じだった。選手が出てくるときの音楽とか映像とかが、なかなか格好良くて、見た目にもいいし、ああいうのを流された選手もやる気が起こるだろうな、と思った。そんなにZEEBRA自体に関心はないんだけど、これは面白いと思った。巷では結構アーティストとか名のついてる人が建物とかを作ったりとか企画なんかをやってたりするが、今度はこういった球場をもっと皆が楽しめるように作り変えていくだとか、そういうことに着手すべきじゃないんかな。勿論、何も"あるていすと"だけじゃない。色んな人が自分なりのやり方で球場一つ一つを特徴付けたり、楽しめるような工夫を打ち出していくと、それも一つの「球界改革」という奴の一つに成り得るんじゃなかろうか。まだまだ手をつけられる所ってあると思う。いろんな面で。


今日も早朝(3:00~)からNew York Yankees vs Boston Redsoxの試合がやっていた。改めて思うけどYankeesの打線は凄い。1番デレク・ジーター、2番アレックス・ロドリゲス、3番ゲーリー・シェフィールド、4番松井秀喜、5番ポサダ、6番ジェイソン・ジアンビー、7番バーニー・ウィリアムス、8番ティノ・マルティネス、9番ウォーマックといった感じで、1番~7番まで普通にクリーンアップ打てるような奴を揃えてる。日本の巨人とかもホームランバッターとかを揃えたりしているが、Yankeesもとんでもない打線だ。まぁ、だからといって勝てるかというと勿論疑問はある。ただYankeesの方が割と足があったりとかして+αの要素が結構ある気がする。単純に大砲を持ってきてる訳じゃない。ジーターとかは寧ろ確実性のあるバッティングをするタイプのような気がするし、A-Rodも首位打者のタイトルを取ったことがある打者だったと思う。ウォーマックは足が速いし、ウィリアムスも昔は陸上選手だったらしいから足は速い方だ。松井もメジャーでは走れる方に入るらしい。守備も安定してるのがそこそこいる。改めて凄い選手を集めるなぁ、と思ってしまう。やっぱり金がかかっている。


そんな中で松井秀喜はよくクリーンアップ張れるなぁ、と感心する。Yankeesに来た選手はかなりのプレッシャーをかけられ、結構成績が伸び悩んでしまうらしい。ジアンビー然り、A-Rod然り。そんな中でしっかり4番、クリーンアップの仕事を果たしているのは大したもんだ。今朝の試合でも四打数三安打。しかも、二戦連続で本塁打も放っている。二点本塁打を放ったのは二回目の打席カウントが一杯になってから、低め140キロ代の高速スライダーを掬い上げて叩き込んだ。見た目ちょっと泳いだ感じだったのに、かなり打球が高く飛んでスタンドインしてしまった。ここで打っちゃうんかな、どうやろな、大丈夫かなと思ってたら見事に本塁打だった。ランナーがセカンドでチャンスだったし、押しが一つ欲しいところだったから、それなりにプレッシャーもあったろうが、(まぁ、松井コールとかはかかってなかったからそこまででは無いとしても)よく打つなぁと感心した。こういうのメジャー風にいったら「クラッチ」って奴なんだろうな。最近の松井の打ち方はホントに"Sit&Spin"って感じだ。飛び出す打球は"Frozen Rope"。おまけに"meat&potato"かな。
とにかく頑張れ松井秀喜って感じだ。下の名前同じだし。ところで松井、身長伸びたの?この前まで身長186だったのに、今年の紹介だと188になってるよ。