こんにちは~ニコ

 

突然ですが、私の実家ではオスのポメラニアンを飼っています気づき

私も実家にいた頃にとても可愛がっていたのですが、数年前からシニアの年齢に突入。

この間久々に実家に行ったら以前よりも動きが遅くなっていたりご飯の量が減ったりしていて、犬も人間と同じように年を取っていく現実を知りました。

 

同時に実家の親もそろそろ高齢者と呼ばれる年齢に差し掛かってきたので、これから体のいろいろな機能が衰えて介護が必要となるであろう老犬の介護をいつまでできるのかなと心配に感じるようにショボーン

 

人間の世界では高齢者が高齢者を介護する「老老介護」が問題として取り上げられることが時々ありますが、人間とペットの間でも同じことが起きやしないかという不安があります。

 

ネットで調べてみると「老犬 介護 疲れた」みたいなワードが飛び交っていて、どうやら私の不安が現実のものとなっているケースも少なくないようです。

 

そこで今日は、老犬の在宅介護に疲れた時のための解決方法について調べてみたのでご紹介します上差し

 

老犬の在宅介護に疲れてしまう理由

老犬の在宅介護に疲れてしまう理由として一番に挙げられるのが、やはり普通の犬よりもお世話が大変なことでしょう。

老犬の介護は、通常のお世話に加えて下記のお世話が必要になります。

 

  • 夜泣き対応
  • 夜中の徘徊
  • ご飯の催促
  • 床ずれ
  • おむつ交換
  • 投薬

 

内容を見てピンときた方もいるかと思いますが、高齢者の介護と似ていますね。
老犬は人間と同様、認知症の症状が出ることもよくあるので、介護する側にかなりの負担がかかることが想像に難くありません。

 

親の介護と同じく、老犬介護で疲れたからと鬱になってしまう人がいるのも納得です。

老犬のお世話は、精神的・肉体的負担に加えて、経済的な負担もかかってきます。

 

 身体的な負担

老犬を飼っている飼い主さんは、毎日食事や排泄、散歩などの手助けをしなければならず、寝たきりの場合には、床ずれを防ぐために寝返りを促す必要があります。

 

老犬の身体を支えたり、抱きかかえたりすることが多くなるため、腰や腕、膝などに負担がかかりやすいです。さらに、夜泣きによって夜中に何度も起こされるため、疲労が回復せず、疲れを感じることもあるでしょう。

 

 

 精神的な負担

介護に取り組む中で、ゴールが見えなかったり、介護の正解が分からなかったり、期待通りにいかなかったりすることもあります。そのため、不安や苛立ちを感じることがあるでしょう。

 

また、介護に時間を費やすことで自分自身の時間が確保できなかったり、周りの協力や共感が得られなかったりすることで、孤独感や他人に迷惑をかけることに対する心苦しさを感じることがあります。

 

真面目で責任感が強く、周りへの気遣いができる人ほど、精神的な負担を感じやすいと言えます。

 

 

 経済的な負担

  • 健康診断などの予防費
  • 治療や投薬のための医療費
  • 介護用品などの生活費
  • オムツなどの消耗品費
  • シニア用の食費
  • 介護サービスの利用費

 

介護を始めてから愛犬が亡くなるまで、これらの費用はずっとかかり続けます。

治療が困難な場合や末期の介護では、経済的な負担が特に大きくなるでしょう。

 

もし飼い主が介護に専念するために仕事を辞めたり、仕事に行けなくなったりすると、収入が減少または全く無くなることがあります。その結果、飼い主さん自身の生活も苦しくなることになるでしょう。

 

介護の度合いやサービスの利用の有無によっても異なりますが、一定の経済的な余裕がないと経済的な負担を感じることになります。

 

老犬介護に疲れた時の解決方法

では、老犬となった愛犬の介護に疲れたと感じた時は、どうすれば良いのでしょうか。

解決方法について8つご紹介します。

 

 

 

介護を完璧にやろうと思いつめない

 

家族の一員として大事にペットを育てている方がよく陥りやすいのが、

“大事な家族だから最後まで自分がしっかり責任を持ってお世話しないといけない”と思いつめてしまうこと。

 

責任を持ってちゃんと介護をしようという志は、もちろん素晴らしいです!

 

でもそのために完璧を求めすぎると、自分の思うように介護できないことも。
自分の理想通りの介護ができないからといって、自分を責めてしまうのはやめましょうパー

 

子育てと一緒で一人で頑張りすぎないことが肝心です。

 

毎日の投薬など、重要度が高いものについてはスケジュール通りにおこなう必要がありますが、あとは無理せず手を抜けるところは手を抜いて心にゆとりを持ちましょう。

 

飼い主さんの疲労がペットに伝わってしまっても良くないですからね。

 

100%ではなく、6割、7割でいいんだと肩の力を抜くと、気持ちも楽になりますウインク

 

 

他の老犬と比べない

他の老犬の介護の様子を見て、自分の愛犬と比較してしまうことはよくあります。そうすると、「なぜ、うちの子は上手くいかないのだろう?」などとネガティブな気持ちになりがちです。

ですが、老犬の病状や性格、環境などはそれぞれ異なるため、そもそも比較することはできません。

他の老犬との比較ではなく、いま目の前にいる愛犬に集中することを心がけましょう。

 

リフレッシュできる時間をとる

 

老犬に限らず人と人との介護でもよくあるのですが、一日中介護にかかりきりだと自分のことが後回しになってしまい、メンタル的にも余裕がなくなってしまいます。
その結果鬱になり、介護どころではなくなってしまうケースも多いようです。

 

そうならないためにも常に介護にかかりきりにならずに、趣味の時間を持ったりおいしいものを食べたり運動をしたりするなど自分の時間を作り、リフレッシュしましょうお団子
同居の家族がいる場合は、平日は自分が老犬の世話をするとしても休みの日はバトンタッチするなど、介護以外のことを考えられる時間が持てると大分心にゆとりが持てますよ。

 

食事をきちんと取る

 

愛犬の介護で手一杯になると、つい自分の食事をおろそかにしてしまうという人も多いようです。

 

時間がないからとおにぎりやパンなどの簡単な食事やコンビニ弁当など栄養バランスが偏った食事を続けていると、体の調子を崩してしまい介護どころではなくなってしまいます。

無理をしない範囲で、野菜や肉、魚など栄養バランスの取れた食事を意識してとるようにしましょう鍋

 

 

しっかり睡眠を取る

 

きちんと食事を取ることも大事ですが、睡眠はもっと大事です。
ペットのお世話を優先するあまりに、自分のことは後回しにしてしまう方も多いと思います。
しかし、睡眠が不足すれば頭が回らなくなり、疲労も溜まります。
それではお世話するのがどんどんつらくなる一方です。

大切なペットのお世話をしているのに疲れた、眠い、イライラするという気持ちに支配されたくないですよね😢

家事などは家族に代わってもらったり、後回しにして適度に休みましょう。

目を離すのが心配な方はワンちゃんが眠っている隣で自分も布団などを用意して眠るといいかもしれません。
 

 

家族や友人に相談

 

介護の問題で多いのが、ワンオペになりやすく一人で抱え込む人が多いこと。
ペットの介護も例外ではありません。

 

辛いときや何か困ったことがあるときは、家族や友人といった信頼できる人に相談してみましょうにっこり

一人では思いつかなかったような解決策が思い浮かぶかもしれません。

 

また、悩みやつらい気持ちをだれかと共有するだけでも気持ちが楽になるので、遠慮なく周りの人間を頼りましょう。

 

 

動物病院に相談

 

ペットのことで頼りになるのは、やっぱり動物病院ですよね👩‍⚕️

 

動物病院は場所柄、多くのペットを看取ってきていると思います。

病気や老衰など理由は様々ですが、ペットの介護に奮闘する飼い主さんたちの相談をたくさん聞いてきているはずです。

 

私のイメージかもしれませんが、動物病院のスタッフさんたちって優しい人が多い気がします。

 

そんな優しい獣医さんや動物看護師の方は飼い主さんの気持ちを察して、的確なアドバイスや指示をくれることでしょう照れ

 

老犬やペットの介護で疲れている方や悩んでいる方からの相談が多く寄せられるとのことで、ペットの預け先や利用できるサービスなんかを紹介してくれる病院もあるそうです。

 

老犬の介護に疲れた方や悩んでいる方は相談してみるといいかもしれませんね!

 

老犬介護のカウンセリングを受ける

 

家族や友人だけでは解決できない老犬介護の悩みに関しては、老犬介護の経験のあるカウンセラーの下でカウンセリングを受けるという手もあります。

 

カウンセリングでは老犬介護の悩みの相談に乗ってもらえるほか、おむつの使い方や床ずれのケア方法、介護に役立つグッズ、食事の介助方法など、介護初心者でも安心して介護することができるように老犬介護に役立つことを教えてもらえるので、介護方法で悩んでいる場合も心強いですよ爆笑


中には自宅で愛犬を見てもらいながら相談できる訪問型のカウンセリングもあるので、愛犬から目が離せないという時はそちらを選択するのがいいかも!

 

 

老犬の介護サービスを利用する

 

老犬を介護している人が高齢の場合や、度重なる介護で心身ともに疲れてしまっている場合は、プロの手を借りるのがおすすめです。

 

家で見るしかなかった依然と比べ、今は老犬に対するサービスをおこなう施設が増加。

老犬向けの一時預かりサービスや、訪問介護サービス、老人ホームのように全面的に施設で世話を見てもらえる老犬ホームなどいろいろなサポート施設があるので、介護が大変と感じたら利用をおすすめします。

 

その中でも老犬ホームは老人ホームのように24時間介護をしてくれるので、老犬の介護に心身ともに疲れ切ってこれ以上介護を続けるのは難しいという場合とても頼りになる施設ですウインク

 

とはいえ、24時間介護するのは難しいけどずっと預けっぱなしは寂しいという飼い主さんも多いのではないでしょうか。
そんな飼い主さんにおすすめなのが、東京都目黒区淀足にある「THE ケネルズ東京」という老犬ホーム。

 


こちらの老犬ホームでは終生預けるプランももちろんありますが、“急にずっと会えなくなるのは嫌”という飼い主さんの意向を叶えた「老犬サポートプラン」も設置。 
このプランなら、たとえば仕事のある平日は預かってもらい休日は自宅で一緒に過ごすというスタイルも叶えられるので、おすすめですおねがい

フィットネスや水中トレッドミルなど、愛犬の筋力低下を予防して持久力をUPさせるような運動プログラムも用意されているのも魅力的ですキラキラ

 

私も将来的に、実家の両親が老犬の介護に疲れてしまったときにすすめてみたいと思います。

 

老犬の介護で疲れたら一人で抱え込まずに周りやプロにSOSを出すのが◎!

今日は自分の大事な家族である愛犬が老犬となり、その介護に疲れてしまった際の解決方法などをお話しましたあしあと

在宅介護となると、他の人が仕事などでいなくなる昼間に一人でおこなう人も多く、悩みをだれにも相談できずに精神的にも肉体的にも疲れてしまう人が多くなります。

大切な愛犬のためとはいえ、介護する側が体調を崩してしまっては元も子もありません。
自分の手で完璧にやりたいという気持ちもわかりますが、ここは一旦肩の力を抜いて早いうちから介護についての悩みを友人や家族に相談したり、時にはデイケアサービスや老犬ホームなどのプロを頼るなど、自分の負担を減らすことも大切ですよウインク