能meets

能meets

観世流能楽師 林本大による
わかりにくいからこそ面白い能の、わかりやすく「濃密」な講座。
「能が皆さまに会いに行く」をモットーに大阪・東京・高知・栃木、他(福岡、長崎、札幌)で開催。
全国展開中!
スタッフ運営。

5月17日(日)14時

能meets北浜 「天鼓」一曲解説

開催しました。


こちらは6月6日(土)松華会(湊川神社神能殿)の事前講座 シテは林本先生です。



久しぶりに日曜に開催!

そしていいお天気で、すっかり夏の気温です。

お集まりの皆さまありがとうございます。



早速松華会のお知らせと

「能は難しい」というお話。

だからこそ、解説を普及活動としてやっており、ただその解説は「決めつけ」ではないということを前置きに「天鼓」へと



まずは「天鼓」がオリジナル作品である、ということ。井筒であれば「伊勢物語」葵上であれば「源氏物語」と、出典は多いのですが完全オリジナル。そして作者が不明であると…


日本の能のオリジナル作品の舞台が中国になった所以など気になる伏線をはり、まずは前知識を


そして6/6に林本先生が勤める小書(特殊演出)「弄鼓之楽」のお話も同時に。


今日は初めての方もいらっしゃったので能の基礎も多くお伝えして…(時間も気にしつつ)


道具や面のお話

本来は舞台の真ん中前にある、天鼓(鼓)の作り物越しに舞台を見ることになるというお話や、

能舞台をつかった立ち位置による見え方、印象の違いのお話は能の演出の面白さだな、と思います。


それは特殊演出「弄鼓之楽」についてもそうです。

謡十徳でもかなりセンセーショナルでしたが、大胆にカットされる部分…それを観客は、演者はどう思う、感じるのか…スタッフは、先日西宮能楽堂で小書なしの「天鼓」を拝見したので、次は弄鼓之楽を6/6にどう感じるかとても楽しみです。


古典の楽しみ方は同じ演目をなん度も観ることにもありますね。



謡十徳でも思いましたが、大変悲しいお話

そして、前場のシテの思いがどのようにそれを表現するのかが楽しみになります。


最近は会場の北浜RONDOを横使いしているので、少しですが橋掛りを表現できてるのも効果があるのかな、と感じる、父親が宮殿への道をあるくときの心象や裏話。


悲しいお話ながらも、親しみ深いように先生が面白い例えを出したり、少し能を自虐的にお伝えしたり、笑いもでつつ、やはり締めるとこは締めるのでガラッと空気が変わるのが能meetsの醍醐味です。


弄鼓之楽ではカットになる部分や

先生が第二睡魔と言われたシテ(主役)が舞台の真ん中にきてからの大切な部分は、実際の舞台ではどう思うかはわかりませんが、解説では大変考えさせられる、そして胸に迫るお話でした。

知ってからみたいところです。



そして後場

これが天鼓をどう捉えるかの一つにもなると思います。

前場の続きでありながら、場面が変わって

前場で散々話題としては出てきた少年「天鼓」が現れて弔いに対して感謝を述べ、そして舞う

今日はこの最初の謡が今までと違って聞こえました。

本番がまた楽しみですし、その前に新橋でももう一度解説を聞くことも楽しみになりました。


天鼓の見せ場でもある「舞」の場面

お囃子の違いも聞かせてくださいました。


終わり方も大変印象的な曲でした。


そして、最後の先生のお話(作者の思いや、当時の時代背景)をきくにつれ…

実際の舞台が来月観られるのが、本当に楽しみになりました。


同じように感じた方にチケットお求めいただき大変嬉しかったです。

チケットはまだ受付ております!


皆さま休日のお昼にお時間を作ってご参加いただきありがとうございました。


次回 能meets北浜

6月15日(月)19時

「巻絹」一曲解説

お待ちしております!

 

北浜ご予約はコチラ


 

松華会6月6日(日)14時(港川神社神能殿)

noh_dai05@yahoo.co.jp

こちらでチケット承っております!

 

 
こちらは東京でも解説があります!
能meets新橋
5/25(月)19時
アシスト新橋ビル 港区新橋6-7-3(2階)
今年1番の催しも今からよろしくお願いします!

第五回能meets能「安宅」
北浜での講座は8月29日(土)14時です。すでにたくさんの申し込みをいただいております、お早目のご予定をどうぞよろしくお願いいたします。
11月29日(日) 大槻能楽堂

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5月16日(土)11時

能meets謡十徳「天鼓」

開催しました。

 

今日はこの後、池田薪能に出演される林本先生。

先月先々月ほどは急いでないのですが、毎回毎回催し前に…と思うのですが忙しいことが何より嬉しいと先生は思っているようなので、お元気ならばそれで良いです!お体ご自愛いただきながらの、本日も謡十徳!

 

謡十徳で「天鼓」ですが、
明日は能meets北浜で一曲解説の「天鼓」
来週は東京でも「天鼓」の解説です。
すべては6月6日(土)松華会(湊川神社神能殿)でのおシテ公演に向けての事前講座!
どうぞ皆さま舞台もよろしくお願いします。
 

 




初めての方もいらっしゃったので、ルールや能の豆知識なども話し興味をひきながら進めていきます。


明日も北浜での解説があるので

少し含みをもたせながら、天鼓の大切な前置きのお話を。これだけでもみたくなるような内容です。



今回のお稽古する部分が前半だったので

前場の解説をしてから、さっそく謡のお稽古に。


でももちろんまずは「声」「息」のお話。

発声も。

大変難しいですが、わかりやすい例えや先生の見本で「こうかな??」と試してみることができます。

やると、やはり難しいのですが


そして技術だけではなく

「ここはこう言う状況でのセリフですが、どう言う気持ちで謡うでしょうね」と

演者としても内面も大切につたえていきます。


しかもそれを決めつけず、色々なパターンを教えてくださるお稽古です。



技術と内面

お話の進み方、しっかりと伝えられるので

こうかな?とか感情のことも考えつつ、難しい息も意識つつ、節も…考えることが多いのですが

だからこそ面白く、曲に踏み込んでいけるのは一曲解説の醍醐味だと感じました。


最後はシテとワキに分かれて謡を。

スタッフも参加しましたが…

役どころを考えてやらないといけないのに、自信がなくて急に弱くなってしまうことが多いかったです…


お稽古終わりで後場のことも少し…

この後場の天鼓少年のお話がまた大変興味深いものです。



明日の北浜の一曲解説も

6/6の松華会での「天鼓」も楽しみなる講座でした!

皆さまご参加ありがとうございました。


お稽古をおひとりされてから、池田城へと移動です。

夜はどれほど冷え込むか…ご来場予定の方は是非とも防寒対策をされてお出かけください。

 

次回能meets謡十徳 

6月7日(日)11時(受付10:40)

「敦盛」

能meets謡十徳のご予約はコチラ

人気曲「敦盛」どの部分をお稽古するのか楽しみです!

 

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 そして明日!

能meets北浜

5月17日(日)14時

「天鼓」一曲解説

北浜ご予約はコチラ

 

 

 

 

 

 

久しぶりに、吹田市の大変おいしいお蕎麦屋「梵保庵」さまにて能講座「お能のいろは」が開催されました。

 

今回は記念すべき10回目!

前回は「夜討曽我」の事前講座として開催させていただきました。

 


毎回即日完売!

梵保庵さんの美味しいお料理とお酒と、能講座という組み合わせで人気の講座です。


女将の書いた松の前で今回も…




今回は、

6月6日松華会「天鼓」を紹介させていただきました!



実演を交えた講座ですが、梵保庵の趣のある空間で、迫力がしっかり伝わったと思います。

皆さま、先生のお話に大きくリアクションをしながら熱心に聞いてくださいました。


スタッフは以前も能meetsで「天鼓」講座を聞きましたし、先日西宮能楽堂で梅若雄一郎先生の「天鼓」を拝見したばかりでしたので、更に頭に浮かぶことが多く面白く参加しておりました。


舞台を観てからも面白く、また

舞台が観たくなるお話です。

特に6/6は弄鼓之楽(ろうこのがく)の小書(特殊演出)です。



前場の意味がわかると大変面白く感じるけど、難しい謡。

皆さま、頷いたり、感嘆の声を漏らしたり、時には笑ったり…前のめりに参加くださっていました。

スタッフの皆さまも一緒になって聞いてくださっているのが印象的でした。



後場も実演たっぷり、そして漢詩などたくさんの引用もあるのでその意味もお伝えし、その度に皆さま感心してくださっていました。


物語のお話が終わった後

なぜ後場がこういうつくりになったのか

というお話を。

ここがやはり林本先生の面白いところだと思います。

答えを言わず「どう感じるのか」その材料をたくさん用意してくださって、こちらの想像力に委ねる…

だからこそ実際に観たくなるのだと、舞台に誘う講座だと感じました。


能の基礎やルールも交えながら約50分ほど

特に重要な見どころを選んでいつもの一曲解説よりは短くまとめた解説でしたが、舞台がまた観たくなりました。

講座を聞いた後でどういう印象を受けるのか、楽しみです。


クローバークローバークローバークローバークローバー


「天鼓」は

5/16(土)11時から扇町ミュージアムキューブ CUBE05にて能meets謡十徳

そして

5/17(日)14時北浜RONDOにて能meets北浜の一曲解説がございます!

ぜひそちらへもお越しください。


クローバークローバークローバークローバークローバー


「お能のいろは」後半は「装束の着付」

おひとり希望の方に、モデルをお願いしました。



楽屋のルールなどもお伝えしながら、天鼓の後半の装束を着ていただきました。


なんと松華会のチケットもお求めいただき大変嬉しかったです。



後席の懇親会も楽しく参加させていただきました。

いつもお忙しい先生も美味しいお蕎麦もいただき、本当に楽しそうでした。





お集まりの皆さま

梵保庵のマスター、女将さん

そしてスタッフの皆さま、本当にありがとうございました!


梵保庵さまのFacebookページ










5月2日(土)ZOUと能 vol.2-日常にもっと芸術とお着物を-

に、林本先生をお呼びいただきました。

こちらは2年ぶりの開催となります。


京都富小路にある呉服とart&craftのお店「zoutransart(ゾウトランスアート)」

での開催です。



前回お邪魔した時も大変面白い建物で、店内を見て回るだけでもワクワクする場所です。


本日は天気も良く、なんと満席のお申込みで、お着物でのご参加の方も多数の会場でした。

冒頭に専務の永井様のお話があり、楽しくご紹介いただき大変良い空気になったところで林本先生の登場となりました。



前回はお2人のトークで進められましたが、今回は永井様も脇の方に座って講座に参加…されつつ、途中途中質問や合いの手、はたまた「将軍役」などもしていただきました。



今日はやはり着物屋さんなので「装束」を中心に…ですが、最初に「能」の歴史を手短に。

このお話も何度も聞いてますが、今日の参加の皆様の前のめりな相槌も相まって面白く聞くことができました。

そして今日は、その中で「高砂」の謡を随所に入れるというこれまでなかった構成も取り入れてお話された林本先生でした。

ご参加の皆様の様子でお話の流れを変えていきます。



前回は摺り足体験でしたが、今回は「羽衣」の謡体験も。

まずは発声から、興味深い例えをされながら

見本をお見せしつつ、徐々に皆様にも声を出していただきます。

少ない時間でしたが、積極的なご参加ありがとうございました!

能を習うことが「国語」や「歴史」そして「音楽」や「体育」にも通じることが体験いただけたと思います。


能を知ることで得られる豆知識的なお話も挟みつつ、皆様の興味関心をひきつつ能の魅力をお伝えし、いよいよ「装束」のお話

お一人希望の方に着付けを体験いただきました。


楽屋での約束事や、合理的にできている付け方や、準備の仕方も解説しながらの着付けは

参加の方々からも時折感心の声や、質問が上がっていました。



体験の方もありがとうございました!


林本先生の後ろに本日飾られていたのはゾウトランスアート様が復元された能装束です。

今日の「羽衣」にも使える大変立派な唐織でした。

さすが着物のお店!というしつらえの前でお話ができ華やかでした。



締めも永井様のお話で、伝統を担う仕事をしている者として誇りに思うと、ありがたいお言葉もいただきました。


講座終了後もたくさんご質問いただき、ご興味をもっていただけ嬉しい時間となりました。



また、こちらのスタッフの皆様にも大変お世話になりました。

皆様、最後列で熱心にご覧くださり「楽しみにしている」という気持ちがスタッフの方々からも伝わってくる大変良い空間で講座をさせていただきました。

ありがとうございました!


皆様もぜひお店に足を運んでみてください。

大変素晴らしい着物との出会いが待っているお店です。


zoutransart ゾウトランスアートHP


4月27日(月)19時

能meets北浜 「采女」一曲解説

開催しました。


前回が3月頭開催でしたので、2ヶ月弱空いた北浜

久しぶりの感覚です。

 

昨日は京丹後での林本先生のお弟子さんの発表会「丹能会」

朝から晩まで走り回っていた林本先生でした。

合間や終わってからも「采女」のレジュメ「采女」のレジュメ…と呟いていた先生でしたが、さて…

 

この「采女」

スタッフもまだ見たことがない曲です。

パッと見ると読めないですよね…?

「うねめ」名前ではなく女官の総称だそうです。


動きも少なく2時間10分ほどかかるという「采女」ですが、

小書き(美奈保ノ伝)つくと1時間半になるそうです。


作者は世阿弥では?と言われていると…また気になるキーワード。



ルールや基礎も含めつつ、頭から解説を。

お囃子のことや、言葉のルーツなど

初めての方からは感心をされたような声が出

何度か聞いたことがあっても、復習の気持ちで聞く事ができます。


昔の人の思いや考え方に触れるのも能の醍醐味だと感じます。

それも解説されないと気づかないことが多いのですが…



林本先生が伝えてくださる言葉をヒントに情景をイメージすること、

解説を聞くと、きっと本番の舞台でも思い出されると思います。


そういった美しい風景や

昔の人の信仰や考え

更には政治まで。


あぁ面白いなぁとここまで聞いた45分間

なんと美奈保ノ伝では、全て省略されるという衝撃!!


でもこの知識は無駄にはならないことも知っています。

「知ってる」からこそ「楽しめる」ことが能にはたくさんあります。


和歌や掛け言葉、そして

猿猴の月(えんこうのつき)

初めて聞きましたが、面白い言葉でした。


前半終了までが美奈保ノ伝ではかなり短くなるということで、間狂言を挟んでいよいよ後場。


美奈保ノ伝では後シテが身を包む水色や青色の装束の意味するもの…「水の中から現れた」ということ

やはり知ってから、みたいところです。


今回も「和歌」が大切なところで出てきます。

たくさんその話を聞いたところで、後場も美奈保ノ伝ではザックリと省略されるとの本日2度目の衝撃…!!



しかしながら序ノ舞では美奈保ノ伝だからこその舞方がある聞き、これは美奈保ノ伝ならではの楽しみだと感じました。


解説でも最後の舞以外は動きはほぼなく、謡が多かった本日でしたが、だからこそ想像しながら拝見したいと感じました。

しかも、

こちらは6/13(土)大阪観世会

お家元観世清和先生のおシテでご覧いただけます!

林本先生は地謡で参加されます。

是非ともお越しくださいませ。

チケットは(noh_dai05@yahoo.co.jp)にて承ります。



全てが終わったところで

冒頭の「宮路正しき〜」へ繋がるお話へと。

身分と帝への想い、権力の犠牲になった采女が恨み言をいうのではなく、国の平和を祈り「祝言」の物語となること。

「名前」ではなく「采女」という存在

帝に仕える=国に仕える

個人ではなく、国というスケールの大きなお話として受け取ることができるのではないか

その方が主人公となった「采女」が浮かばれるのでは…だからこそ、作者はやはり世阿弥では?と、まとめられました。

 

今日は初めての方も多かった北浜で

林本先生はお疲れのところだったと思うのですが、そんなことも感じさせない講座でした。

そしてご参加の皆さまありがとうございました。

 

次回 能meets北浜

5月17日(日)14時

「天鼓」一曲解説

久しぶりの日曜お昼間開催です!

是非ともよろしくお願いいたします!

 

こちらは6月6日(土)松華会(湊川神社神能殿)の事前講座となります。

シテは林本先生です。講座とあわせて舞台もご覧いただけると嬉しいです。

 

北浜ご予約はコチラ

 

6月6日(日)14時

noh_dai05@yahoo.co.jp

こちらでチケット承っております!

 

 
 
 
同じ大阪開催「謡(うたい)」の体験型講座でも「天鼓」の謡に注目し、体験でお稽古もしていただけます!
能meets謡十徳
5月16日(土)11時「天鼓」
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こちら第五回能meets能「安宅」
北浜での講座は8月29日(土)14時です。すでにたくさんの申し込みをいただいております、お早目のご予定をどうぞよろしくお願いいたします。
11月29日(日) 大槻能楽堂

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