公立野辺地病院の駐車場に「敷地内薬局」が建設されます。

令和2年度に、患者に優しい病院づくりの一環として「病院に人を集める仕組みづくり」という目的の中に「敷地内薬局の整備」が掲げられていました。

薬局は民間業者から公募する形で、選考方法はプロポーザル方式でした。

選考の結果、兵庫県芦屋市の「Ｉ＆Ｈ株式会社」さんに決定しました。

病院ホームページには何者が応募したのか、次点の業者はどこだったのかなどの結果は公開されていません。

敷地内薬局にはコンビニエンスストアが併設されるとのことで、それに伴って院内の売店は撤退するということです。

入院患者さんが買い物する時は、一旦外に出ることになるようです。

病院周辺には調剤薬局が2軒あります。

どちらも徒歩1分程度の場所。

以前3軒ありましたが、現在は2軒です。

ボクは未だに理解できてないのですが、はたして、3軒目の薬局が必要なのでしょうか。

仮に、「人を集める仕組み」がコンビニの併設だとするならば、コンビニから病院への人の流れを作る必要があると思います。

コンビニに買い物に来たお客さんが病院に立ち寄る必要があるのでしょうか。

病院に来た人がコンビニに立ち寄ることはあると思いますが、それでは「人を集める仕組み」ではないと思います。

院内売店が撤退すれば、入院患者さんは冬の吹雪の中でも一旦は外に出て買い物をすることになります。

もし、この事業が議会で採決されていたら、ボクは反対していたと思います。

・入院患者さんの不便さ

・周辺既存薬局への影響

・駐車場のスペース縮減など、利点が見出せないです。

このブログをお読みの皆さんの中で「こんな利点があるよ！」と教えてくださる方がいたら嬉しいです。

病院の掲示内容を読むと、建設工事は年内いっぱいを予定しているようです。

普段でも混雑がしている駐車場ですが、工事スペースの確保のため約50台が使えなくなるようです。

来院の際はご注意ください。

野辺地病院駐車場