昨晩、ジブリ映画「風立ちぬ」を再び観た。

改めて、作品と最後のユーミン「ひこうき雲」

の歌が見事にはまっているのを感じた。

「生きて」というメッセージが胸に迫る。


私の親戚は特攻隊で若い生命を散らした。


何もおそれない

そして舞い上がる

……………

あの子は死ぬ前も

空をみていたの

今はわからない

ほかの人にはわからない

あまりにも若すぎた……


歌詞が切なさを訴える。

じんじんと胸にしみる。


でも、特攻隊の方々はもっといろんな想いを

懐きながら亡くなったのではないか

という想いにかられ、

ユーミンの歌詞をオマージュしつつ、

プラスアルファできないかと思案し、

添削を試みた。


無理だった。

隙がありそうで隙が全くない。


これがプロの仕事なんだ。

これが天才の仕事なんだ。


ユーミンの凄さに叩きのめされた今朝。


ちなみに、この歌詞は、

ユーミンの知人が飛び降り自殺をしたのを

聞いて、書かれたとのこと。


やはり、凄い。

最高の哀悼歌。

そして普遍性を持ち様々な方々の心を打つ。


映画「風立ちぬ」の女性の主人公も、

自殺したとの解釈があるそうだ。


宮崎駿監督、恐るべし!