備忘録として残す

NHK番組「100分で名著」より…


聖書に


はじめに言葉ありき

言葉は神とともにあった


という文言がある


言葉は、ギリシャ語では、ロゴスなのだという

ロゴスとは理法


100分で名著は好きな番組で体調がよいとみる

放送中の新約聖書は衝撃


ギリシャ語は初期の聖書で使われた言葉

聖書の解釈では大切な言語


はじめに理法ありき

理法は神と共にあった


との解釈を番組で聞いて

聖徳太子を思った


聖徳太子の寺は法隆寺

法隆寺の柱は真ん中が膨らみギリシャ仕様


法隆寺夢殿の救世観音菩薩立像は聖徳太子に似せて造られたという
像の高さは180センチ
聖徳太子、背、高ッ!

実際に見たけど、もっと大きく見えたよなぁ…
古代人にしては大きいと言われてはいるけど…

聖徳太子はいない説があるけれど、
聖徳太子とされた人が残した事績は厳然とあるので、いるとして話を続ける


聖徳太子のブレーンの秦河勝


秦氏はユダヤ人だとの説は有名

シルクロードを往来した商人に
ユダヤ人が多かったという

日本の古代社会は国際的

だから、法隆寺にギリシャ建築様式が入り込んでも
不思議ではないのかもしれない

だって、聖徳太子世代の孫あたりでは
東大寺が建立され、正倉院にシルクロードを
通ったローマの宝物が収められているからね

我々の想像以上に外国と繋がっていた古代日本

さて、聖徳太子は物部氏と蘇我氏の戦争に
崇仏派の蘇我氏に味方をして勝利を収めた

その聖徳太子が書かれた法華経義疏は
法華経の注釈書で高いレベルで仏教を究められた
中国天台宗には、中国の高僧が聖徳太子として日本に生まれ変わったとの伝説がある

はじめに言葉ありきと、現代の聖書
はじめに理法ありきと、初期の聖書

法隆寺、法華経、理法、、、法つながり

法華経は法を大切にする
法は法律というより自然のことわりに近い
理法と言ってもいいのかも知れない

法華経は釈尊入滅後のインドで誕生
その頃キリストの弟子トーマスはインドに布教
法華経とキリスト教に共通項がいくつもあるという
その法華経は中国、日本へと伝わる
インドにも中国にも、仏教は見当たらなくなってしまったけれど、日本には残っている

日本は特殊な国で西洋社会とは断絶していると言われるけれど、日本文化の基底に、和をもって貴しとした聖徳太子の思想が流れていると言われる
それを再構築する中に、今の世界の混迷を脱するヒントが見つかるのかもしれない