古墳探訪をきっかけに表題をしばし追いかける。

何かしていないと、本当に気が狂いそうだから。。。

 

今朝テレビで南西諸島の安全保障問題を一時間近く掘り下げていた。

土曜日なのにね。

どうしたら、この狂ったネジを直せるのだろう。

そのヒントは日本の古代史を明らかにすることにあるように思える。

 

 

千葉の芝山古墳はにわ博物館によると、

このような埴輪が成田国際空港のすぐ近くに今から1500年も前に大量にあったという。博物館の説明書きにも「埴輪は端正なお顔立ち」とわざわざ注記してある。

成田は1500年も前から国際色豊かw

 

最近この埴輪さんをユダヤ人じゃないかという先生方が増えてきた。

いわゆる日ユ同祖論で、日本人は古代ユダヤからやってきたという説。

ユダヤは世界宗教の故郷で、ユダヤ教、キリスト教、イスラーム教が信奉する唯一神の故郷と言われる。世界の支配層が信奉する神様と縁のある人々が日本にやってきたという驚きの説なのだ。

この日ユ同祖論は明治時代以降から言われている古くて新しい説なのだ。

さらに、外国の方々も主張している。

この日ユ同祖論者も国際色豊か!

 

日ユ同祖論は都市伝説的な眉唾ものではない論拠を挙げる。

 

① ユダヤ国家のイスラエルが「古代ユダヤ十二支族の一部がエチオピア、アフガニスタン、中国、日本に渡った」と主張。

② 日本人のDNA解析で、イスラエルの方々のDNAと似ていることが判明。

③ 日本の皇族の方が、伊勢神宮にある三種の神器の鏡に古代ヘブライ語が刻まれていたと話していた。古代ヘブライ語はもちろんユダヤの言葉。

④ 秦の始皇帝に命ぜられ日本に二度来たとされる徐福はユダヤ人だとの説

⑤ 徐福伝説は日本の学校では教えられないが、日本の首相を務めた羽田孜氏は自身は徐福の子孫だと公言し、徐福伝説は日本各地に数多ある。

 

イスラエルの情報収拾、分析能力は世界トップクラス。軽々に無責任なことは言わないだろうし、DNAの共通性は蔑ろにできない。

 

他の国家は、自分たちの源をはっきりと科学的、学問的に明示している。

日本は明らかそうで、実はそうではない。だから、明治以降の学校教育で我々日本人は神の子孫だという、凡そ信じられない説を受け入れてしまう。自己のアイデンティティがはっきりしないからだ。

 

日ユ同祖論を叩き台に、我々日本人はどこから来たのかを議論することで、我々日本人の自己を確立し、これからの混迷した世界と渡り合う素地ができればよいと思う。

 

 

この手前の埴輪さんのように、慟哭する日本にしてはならない。

しばらく、議論を深めたい。