ソウル編 その2 ホテル到着まで


4月のとある土曜日、成田空港に8時半に集合。

我々一行は、私れんげと妹まりりん、そして妹の娘ホカチャンという3人グループ。ちなみにれんげとまりりんはアミで、ホカチャンはカラットです。私はバンタンのほかにIZというバンドとボネクドも推してます。

服装は長袖のカットソーにデニムのロングスカートとGジャン。靴はビューフォートのウォーキングシューズです。

航空会社はエアプサンなので、第一ターミナルの南ウイングでチェックイン。

荷物は軽いボストンバックと小さめのリュックで、預け荷物はなく、機内持ち込みだけにしました。

私は海外旅行に行くときは、お財布機能のついた斜めがけポシェットを必ず持っていきます。これ、お薦めです。

エアプサンの機内持ち込み荷物は大きなものが1つとハンドバッグ1つの2個までで、合わせて10キロ以内。

ハンドバッグはA4サイズまでですが(去年のMAMAを思い出す(笑)、そんなにうるさく言われなかったし、重さや大きさの計測もなかったです。まあ油断は禁物ですが(ジェットスターの千歳とかみたいに本気出されたら大変だし)。

バッグ2個までなので、ボストンバックに現地で使う大きめのリュックを畳んで入れ、お財布ポシェットはリュックにしまって搭乗しました。

めっちゃ遅れてきたヤツがいて、出発遅れた(笑)。

エアプサンの機内はスッキリしててシートも悪くなかったし、LCCにしては前後の間隔もゆったりしてました。それと、女性CAが長い髪をアップにせず垂らしたままだったのが新鮮でした。

食事関係は有料で、飲み物のほか、カップラーメンとかそれに入れるキムチとかがメニューにあります。免税品も少しだけ売ってます。エアプサンCAのミニチュアスカーフつきペットウェアがちょっと欲しくなったww。

乗ってすぐに入国カードが配られるので、飛行機の便名とホテルの名前は書けるように準備しておきましょう。


2時間半、寝倒してワープしたんかいってくらいの勢いで仁川空港に到着。着陸してから飛行機が走る走る。どこまで行くねん、ってくらいメインターミナルから離れて飛行機が止まり、やっと無事韓国に入ります。

歩いて歩いて電車のってまた歩いて、ようやくイミグレに着いたらかなりの長い列。しかも進まん。なんとここで30分待ち。

入国審査では、質問とかはされないんだけど、パスポートと記入済みの入国カードを渡して、両人差し指の指紋を撮り、顔写真を撮ったら終わりです。


で、やっと外に出たらもはや3時前。

仁川空港からの移動は電車、バス、タクシーと3つの方法があり、ホテルの場所によって選ぶのがいいと思います。

めんどくさくてお金のある人はタクシーが楽だけど、渋滞にはまるとお金と時間がかかります。

電車はソウル駅までのスカイライナーみたいなやつと、普通電車があります。電車は渋滞がないので速くて確実。駅から地下鉄に乗り継げばどこでも行けます。

でも、私たちのホテルは汝矣島(ヨイド)。

で、事前にGoogleマップで付近を見てたら、✈マークのバス停がある。地下鉄の駅よりホテルに近いやん!

ってことで仁川空港アプリで調べると、汝矣島(ヨイド)方面のバスが出ているのです。時刻表を見ると次は3時10分発。1時間に1本くらいしかないので乗るしかない!

仁川空港第一ターミナルは、出て左に両替所なんかがあるけど、そこをすっとばして右に行き、外に出ると右手にバスチケット売り場がありました。

「シナピョンワン、セミョン!」と怒鳴ると、「シンファピョンワンよ?」と聞き返される。

신화병원 はシナではなくシンファと発音するみたい。ちなみにピョンワンは病院です。

「ネー、ネー。セミョンよ」とまた大声で。

窓口の女性に乗り場を聞くと、発車時刻と乗り場番号を教えてくれました。親切~♥

乗り場はすぐ近くで、バスチケットは1人17000ウォン(1900円)でした。カードで買ったので、この時点で私たちはまだウォンの現金を持っておらず、どーせどっかのATMでクレカを使えば引き出せるし、レートは悪くてもホテルで替えてくれるだろうとタカをくくっていたのですが、これが事件につながります。


列に並んでバスに乗り込むと、寝られるくらいゆったりとした座席。2列と1列に分かれていてあんまりたくさんは乗れない感じ。でもバスが走り出すとホッとして、窓の外の景色に見入りました。残念なことにお天気が悪く、ソウルに近づくにつれて雨がだんだん強くなっていきます。

シンファ病院は4つ目の停留所。30分くらい走って1つ目の停留所で半分くらい人が降りてしまいます。

4つめとわかっているのに、3つ目の停留所で「イボンチョンリュジャンヌン

シンファピョンワン」とアナウンスがあります。イボン? え、ここ????

あわててバスの運転手さんに、「ヨギがシンファピョンワンよ?」と聞くと、「ハンボンド」と言われます。「イボン」と「タウムン」の違いがわからないまま、4つ目の停留所で運転手さんが「ヨギよー」と教えてくれて無事下車。運転手さんもやさしい♥


傘を差し、歩いてホテルを目指します。

途中、2つの銀行のATMでキャッシングを試みましたが却下。なんでだろう???

ま、ホテルならなんとかなるわ、と言いながら10分ほどでホテルアベンツリーヨイドに到着。

隣とお向かいがコンビニです。

フロントには誰もおらず、「チョギよー、ヨギよー」と大声で叫んでいたら、ニコニコ顔のおじさんが登場。日本語まじりで無事チェックインが済みました。

両替はしていないと言われ、「どこでもカード使えます!」とまたニコニコされて、とりあえずお部屋に上がりました。

口コミがかなり悪かったので覚悟してたのですが、広くはないけど、とってもきれいな部屋で、浴槽はなくてシャワーのみだけど、ウォシュレットがついてた!


この時、すでに5時近く。

さあ、雨の中、どこへ行こう?

荷物を大きなリュックに詰め替えて、ティッシュもワンパック持ち、お財布ポシェットを斜めがけにして、とりあえず地下鉄の駅に行こうとホテルを出発。

雨は降り続いていますが、もう知った道なので、今度はすいすい歩けます。角にメガカフェがあって、ソン・フンミンが笑いかけてくる~!

こんな風にしてソウル観光が始まりました。

が、現金がないことが大きなネックに……。







★るるぶのちっちゃいのはポシェットにも入って便利でした。載ってる店をGoogleマップに読み込むことができるのもよい。

★&ソウル2024の表紙裏が地下鉄の路線図になっていたので、それを破いて持ち歩きました。丈夫だからいい。