HSPを探せ!【その7】最終回! | ノラとハナウタ

ノラとハナウタ

自分の最強の味方は自分じゃない?
色トリドリの自分を楽しんで行こう!

まずはお詫びから!

いつもブログを書き終えるとざっと読んで、ちまちまと直すんです。

いろんな気持ち、状況の中で読む方々を傷つけはしないだろうか、追い込みはしないだろうかと思って。

 

押し付けるような物言いはしたくないと思って書いているのですが、読んで急かされた気分になったり、なんか上から言われてる感じー!とかモヤっていたら、すみません!

この語り方ってもう変わらないんです、申し訳ない!(←開き直っとるが…)

 

決して偉そうに伝えたいとか、こうしなさいよっていう思いでは書いていないのですが、そう感じたら、

『いやいや、コイツはチキンハートだから恐れる必要はない!』

と心を強く持ってお読み頂けると幸いです(…そこまでさせる意味)。

 

心底びっくりしたことがあって、以前、夫の仕事の都合でタイで暮らすこととなり、そこに辿り着くまでにまぁ、それはそれは色々あった訳です。

夫の言い方やら、対応やら、そして引っ越し準備やタイ生活の印象なんかをつらつらっとブログに書いていたある日、日本人の美容師さんが居るお店に行って、

「タイでお店出すとか大変じゃないですかー?」

とか、当たり障りなく話していたはずが、その美容師さんから、

「ブログ書いてませんか?ノラさんですよね?」

と言われ、一瞬息が止まりました。

 

「なんで分かったんですか?」

と聞きましたところ、

「口調がブログと全く同じなので(爆笑)」

って!

 

アタシって、こんななんだ…と帰ってからブログを読み直しましたよね。

普段はもうちょっとちゃんとしてると思ってたのに…。

と、いう訳で、悪気はないけど常にこんなだということでご納得ください(無理矢理)。

 

さて、まとめに入りますー!

 

額面通りに受け取らない!

私たちはショックを受けがちなので

「それじゃダメよ!」

「これはキライなの」

という言葉を聞くと記憶する。

 

「それはダメなことなんだ」、

「この人はこれがキライなんだ」と。

 

でも次に会った時に、その人にサラッと、

「これ、いいねー!」

「これ案外好きなのよ」

と言われるとびっくりする。

 

「え、この前はダメだと言ってたのに。

キライだと言ってたからそれを渡さないようにしてたのに…」

って思う。

 

些細な言葉も額面通りに受け取りがちで、そのことに誠実に応えようとする私たちだけれど、人は変わるもの。

だから、自分も変わっていいし、そのまま伝えてもいいんだなって思う。

 

好きなものを嫌いに、嫌いなものを好きになるのもアナタ次第。

自由に変更してOKなんです。

 

後づけの言い訳は便利に使うべし

例えば悪いこと、嫌なことが起きた時、

「あぁやっぱり私は…」

と思いがち。

 

いつもこういう態度を取られる、

毎回こう言われちゃうって。

そして、『誰も理解してくれないんだから二度と言うまい…』と自分を否定して閉じ込める。

 

そんな時は、『いつも』や『毎回』という言葉を使わずに、『今回は…』と考える。

 

『今回の問題は…』と考えて、

言えることは伝えたし、今できることはした。

でもそれでダメなら仕方ない。

 

『こっちは伝えるタイミングだったけど、向こうは受け取るタイミングじゃなかったのかもな』

とか、ズレたのはタイミングであって、自分の感覚がズレているとは反省しない。

 

後からならなんとでも言える、考えられる。

想像、妄想、し放題!

 

後づけの理由を自分の気分の良い方へ構築してショックを和らげることって『普通』みたいですよ爆  笑

 

普段から普通に寄せるなら、都合よく寄せて、自分の都合で使いましょう。

 

これね、世間全体に向けて

「もっと自分本位に考えて、都合よく後づけの理由を考えたらいいよ!」

って言っているのではなくて、繊細だったり敏感で傷つきやすい人に、こっそりと言ってると思って下さい。

みんなそう考えようよ!ではなく、言葉に刺されがち、言葉あたり(←湯あたり的なイメージ)しがちな人こそ使ってみて欲しい技です。

 

『過去からずっとそうだった』という思い込みで見るのと、『今回の件』として見るのとでは自分の中への残り方が違うのでお試しを。

…ただ、なんと言いますか、この↑『思い込み』という言葉すら刺さったりしますけどね、『へー私の思い込みであって、皆さんは悪くないんですねー』みたいにしょんぼりしがちな人もぜひ。

 

ただでさえモヤモヤを抱えやすいのに、自分を悪者にして飲み込もうにも喉を通らない。
『今回の件』として、じゃぁ次回は気をつけようっと!だと飛び越えられる…という風に。
さらには『次回はこのように対応しちゃうぞ』と、ある程度の勝ちパターンの妄想もしておくと完璧ではと。

 

 

誤解しがちな感覚を見極める

*行動を起こす時に怖いと感じたら、その怖さは、過去に起きた失望や後悔などから来る『思い出し恐怖』に寄るものなのか、

危機管理の観点から継続的にそう感じるよう、諦めやすいように、クセづけしているものなのかを意識したい。

 

自分で比較できるといいのですが、これを自分でやるのは難しい!って時は、似た特性を持つ人に話してみるとスルスルっと気づけたりします!

 

今、自分の周りを眺めてみて本当に理解者はいないのか、自分は1ミリも進んでは来なかったのかと確認してみると、案外大丈夫じゃない?って。

 

恐怖は自分をを裏切るけれど、違和感は自分を裏切らない。

ということを知っておくと言うほどビビらなくなります。

 

『この怖さはただの武者震いだ』と思って一歩出すのか、『まだタイミングじゃない』と一歩引っ込めるのかは自分次第。

…なのですが、『あれ?』とか『これって変じゃない?』…という違和感は自分を裏切らない。

 

違和感の正体を自分で理解してからの方が安心して進めたりしますよね。

 

「この怖いのなんだろう、なんだと思う?私ったらビビってる?」

と周りに聞くのもアリ。

そこで背中を押してくれるなら良き仲間がいるってこと。

やめろやめろと引っ張るのは、あなたの骨を拾う気の無いただの賑やかしかも…(例え方に問題アリ爆  笑)。

 

他人として自分ができることは、本人よりは冷静でいられること。

なのでコケてから支えるのもいいのではと思ってます。

(大コケしそうなら注意を促すけども…)。

 

*誰かを崇拝し過ぎない。

『その人が言うなら間違いない!』と何でもかんでも飛びついて、それを報告して『出来ました!褒めて下さい!』と言いたい!(←この1文に違和感があれば大丈夫。)

 

言われるままに流されて、褒められて立派になったつもりでも、同じ人格ではないと知っていることは大事。

その人らしさが失われることこそが残念です。

 

*自分を大きく見せようとか、バカにされる前にマウント取っておこうなんてのはもうそれこそ愚の骨頂。

立場が逆転するなんてことは当たり前に起きる。

だからこそ、なんでもない自分は大切だし、なんでもない自分でいる時ほど、人に会う、知ってもらっておく。

それが一番、自分らしくいられるコツだと思っています。

 

劣等感も利用する!

行動できる人ってすごいなぁ、

思ったことをしれっと言えちゃう人ってすごいなぁ。

でも、

私はあの人より慎重なので失敗する回数は少ないよ。

一旦黙ることで傷つける人は少ないよ。

…などなど、色んな考え方が出来るけれど、

劣等感から比較したり、自分を納得させるために言い訳しているような気分の悪さはあったりする。

「これでいいんだもん」といういじけ方、もうしなくていいと思うんですよね

 

だって両方いた方が物事が進むし、気分良く行けるはずだから。

 

行動をする前段階で慎重に考え、クレームやトラブルにつながりそうなことを潰すのが私たちの仕事。

いざ突っ込んでいかねばならず、もじもじしそうなら任せてしまって行動して貰う。

 

『私は行動が苦手』という劣等感を利用してそこは他の人を動かす、動いてもらうことで自分だけが全てを背負うことを回避する。

 

行動してもらう中で問題勃発なら、またアナタの出番。

持ちつ持たれつで行けたら理想的。

 

どちらかが背負うのではなく、持ちつ持たれつ。

友達関係も、仕事も、パートナーも。

得意なことを得意な方がやればいいだけ。

 

HSPを探す意味

私は洞察考察好きなので(好きなんですよね、考えすぎて辛いと言うより、考えたいから邪魔しないで欲しいくらい!)、繊細オブ繊細さんの力になれるのかなぁと考えると、多分、代わりに毒を吐くことくらいは出来るかも…と思っています。

 

周りとの温度差に気づかずに深く傷つき、固く閉じて行く過程が理解できるので、その人がダメなのではなくて、取り囲む状況との折り合いがつけ方が苦手だっただけ。あなたは悪くなかったよね?と言う部分には気づける。

 

とはいえ、軽くスピ系なので感覚的に物事を捉えがちで、学ぶという段階では長々説明されると飽きるし、「えー、その説明必要ー? もう分かってるけどそれ〜」とかいう反発もあり、正しい知識としての説明が不足していると思うので、人の不安の全てをカバーする自信はまったくない。

だからこその仲間。

 

お互いに繊細でありつつも、その繊細に捉える部分が違っている人たちというのはとても面白いです。

私は相談はしないし、自分で決めたいので自分の中へと入りがち。

でも、ふとね、自分と似て異なる仲間に話した時、新鮮な見方をしているその人たちに心底驚かされることってたくさんあったんです。

 

「あーーそう見るのね?」

っていう、新たな視点。

そして語り出せば深くまで思考しているのが分かって、これまた面白いなぁって。

私ひとりで聴くには惜しい!とかね。

 

ブログでもFBでも、なんとなく気になる人にはコメントしたりメッセージしたりしつつ近くなっていくと、とても豊かな話しが分かち合えたりするので、もう絶対自分なんて理解されない!と思わずにじわじわと試しながら近づいたらいいのになと思って『HSPを探せ』を書きました。

 

先ほど、『立場も逆転する』と書いたのは、自分を過信しない、相手も尊重出来る私たちだからこその出会いってあって、私はこうしてもっともらしくブログなんか書いてると、しっかりした人なんじゃない?と思われがちで、一歩間違えると勘違いしかねないくらい皆さんから読んだ感想を寄せて頂くのですが、実際はもう方向音痴だわ、予定はど忘れするわ、「は?なんの話し?」とか全然聞いてないわ、やってる途中で、「アタシ、これもう飽きたわ…」と処分しちゃったりで、もう迷惑かけまくりなんですけれども、ありがたいことにそういう時は周りが非常にしっかりしていてくれて助かるんです。

 

老いては子に従えって言うけど、「いやもう、ほんと従うから!みんなで注意してね!」って思ってます。

 

どうか、皆さんも無理せず、そのままでお付き合い出来る仲間を見つけてください。

いい年をして友達なんてと思わず、いつからでも、今からでも!

 

 

では、

またね!

 

空を見てぼんやりする時間も大切に!

 

2022.07.01

17:17