HSPを探せ!【その4】正義感と静かな喜び | ノラとハナウタ

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自分の最強の味方は自分じゃない?
色トリドリの自分を楽しんで行こう!

無言の正義感

私ったら、危機管理能力高過ぎじゃない?

マジ、タカスギ君じゃない?
と思うことの多い皆さま、ご無沙汰しました。
 

危機管理能力の高さから、つい気づいてしまうってことが日々当たり前に起こりますよね。

 

「ん?あの人ってちょっと意地悪じゃない?さりげなく嫌味言ったよ今…」とか、
「あの人は相手をみて態度をコロコロ変える風見鶏だね…本音をあまり話し過ぎないように気をつけよう」とか、
「ふーん、気分で随分態度が違うけど、それは恥ずかしくないんだなーこの人」とか。
自分が直接関わるなり、迷惑を被る相手で無くとも、なんとなーく気づいて『いろんな人が居るもんだ…』と眺めつつ、軽く警戒している。
 
私が正義感からやらかすことの中で一番多いのは、関係ないのに口出しして、『うるさいヤツ認定される』こと!爆  笑
 
正直なところ、私が個人的に無意味に人を注意することって本当に無い、あり得ない。
自分が言われたら嫌だと思うことは言いたくないし、面倒くさがりなので知らん顔できるものならしていたい。
 
それでも言う時というのは私の一存では無いわけで、複数人からの相談、そして直接その現場を見て、もうこれは誰か言わないと周りがちょっと我慢すればいいってだけではなくなってるよね…と判断してから伝えるのだけど、その時はもちろん、「あの人もこの人も困ってるって言ってますよ」とは言わないワケです。
 
「余計なお世話だと思うんだけど…」
と、自分の意見として伝えるので、そりゃもー、言われた側からしたら、
「アナタに迷惑掛けましたっけ?」
みたいにキレられたり、無視されたりもします。
 
自ら貧乏くじを引きに行ってるので、ま、しょうがないと思っちゃいるけど、
「アンタさ、私がたった1回、こんな場面を見たからって、わざわざ言うはず無くない?」
と喉まで出掛かりますよ…、ほんとにー!
 
「そんな浅い判断で言ってねーわ!」
という自負はあるので、心からの舌打ちをして悲しく諦めます(舌打ちするほど悔しいのに、悲しい。…アタシあるある)。
 
これが私の正義感だからしょうがない。
変える気はないけど「周りも傷ついてるって早く気づけ!」というイラッと感は引きずるし、
「あーーーー悲しい!絶対、うるさいヤツだと思われたわアタシ!」
としばらくひとりでブツブツ言います。
 
でもね、気になることをサラッと言っただけでも気づく人は気づくわけで、そう言う人と友達になれば良いだけなんですよね。
分かってくれない人に何度もトライして最終的に、『自分の説明が悪かったかも』とか、『私は結局理解して貰えないんだわ…』と、しょんぼりするくらいだったら「こんなことがあってさー」と分かち合える人を探す。
 
なのでぜひ、身近にいるHSPさんを探してみて!と思います。
HSPでなくとも、いやむしろ違う方がバッサバッサ斬ってくれるから気持ちいいことすらありますので、
「ご自分の理解者を探すといいですよ!」
ってことにしておきます。
 
すぐになんて探せない、見つからない!と思うかもしれないけれど、そんなはずはなくて、私たちは危機感だけでなく、『なんかいい感じ!』とか、『話しが合いそうじゃない?』とか、そういうふわっとした雰囲気を察知するのも早いはず。
 
否定されることが多かったり、自分なんかが意見しても潰される…と怖い思い、悲しい思いをした人はどうしても恐怖や危機の方にアンテナが向きがちだけれど、そのアンテナを少しでいいから危機感側から真ん中に寄せてみる。
怖い人、嫌な人からそっと目を逸らして、まだ見ていない方の人を眺めてみて欲しい。
 
私は、『おや?この人は…』と思ったら、先に相手が困ってそうなことや、言えなそうなことを自分から切り出してみる。
「これって、やりにくいよね?」とか、
「あの会議、無駄に長かったわー」とか。
 
言えない人は、先に言い出す人がいると、ちょっとホッとしてくれて、
「私もそう思ったー」

なんて本音を漏らしてくれたりするので、思わず内心ニヤリとします。

 
共感力を使ってるのかな…こういうのって。
自分があまり怒ったり、困ったりしてなくても、ちょっとそれを伝えることで相手が言いやすくなるならいいやって感じで口火を切るんです。
 
なので会社員時代は、「いつも怒ってますよね?」とか、「いつも文句言ってるよね?」と言われたりもしましたね。
「いや、アナタも笑ってましたよね!?」と切り返してたけど(←やさぐれてるから案外言い返せる)。
 
でもね、分かってくれる人たちは、
「いつも『凪』状態なのに、あえての毒舌、お疲れ〜!」
とか言って来て、
「逆にやりづらいわ!」
ってこともありました爆  笑
内心、「分かってくれちゃう〜?」って嬉しくもあるのですが。
 
私は答え合わせをしているだけかもしれないなぁと思ったりもします。
この人はこう感じているんじゃないかなと思ったら、そっちに寄せてみる。
そして相手が話しやすいと思ってくれるなら御の字だなって。
推理好きだし、検証好きでもあるので一石二鳥どころではなく、それが超楽しいし、嬉しい。

私は『文句も言えない…』と、その場で辛そうに耐えている人を見ている方がすごくしんどいので、吐き出してもらうことで安心する。
つまりは見たくないものを見ないで済むように自分で操作してるよねーって分かっている。
 
人によってはこれを戦略と見る人もいるだろうし、むしろ卑怯だという人もいるとは思うけど、私は、『自分の中の正義と安心感の為にやっているから気にならない』し、気にしない。
「正面切って相手に言うことこそが正義だ!」とも思っていないので。
 
人の数だけ正義はあって、自分の思う正義が必ずしもみんなと一致するものでもない。
その状況の中で、好き嫌いの感情も大きく関わってきたりもしませんか?
 
正義へのこだわりは、その人の美学のようだ…とも思います。
 
結局のところ、あなたの正義感はあなたのものであり、みんなと一緒でなくてもいいんじゃないのかなって。
普通とか、常識、節度…そのどれもが人によって微妙にズレていて当たり前。
言うのが正義の人もいれば、言わないのが正義の場合もある。
 
自分は正義感で向かって行ったのに、それを否定され、同意を得られないことは悔しかったり悲しかったりするけれど、黙って静かに支えてくれている人も居ると思うんですよね。
 
HSPさんのワークとかお話し会などがあると、「ご意見どうぞ」と言われてもなかなか皆さん手を挙げないのですが、直接、どう感じた?と聞くと、そこまで深いところに届いてるのかと驚くことも多々あります。
 
その感想をぜひみんなの前で言って欲しいと思っても、『偉そうじゃないかしら』とか、『私がここで言っていいのかしら』とか、遠慮やら配慮やらで、あえて言わなかったりする。
 
そういうのを知るとね、『静かな信頼関係』というのでしょうか、
「まー、あの人には通じなかったけど、この人たちなら分かってくれるかもなー」
って緩やかに自分に戻れたりもします。
 
自分の意見を静かに聴いてくれる人がいる場所かどうか…をものすごく気にしがちだとは思うけど、案外、言ってみると後から、「あの意見には共感しました!」とか、「アレめっちゃ言いたかった!」とか教えてくれたりして、あー思い切って言ってみて良かったよーと、安堵したり。
 
危機管理能力高めなので、
「あんなこと言わなきゃ良かったのに!」
とか、
「失敗した!」
を覚えていがちではあるのだけど、
「理解してくれた!」
の喜びもきっと体験してるはずなんですよね。
 
 
私が自分だけの正義感でものを言うとき、
『冷静さを欠いた正義感はただの攻撃』
…だということを強く意識します。
 
ムキになってガーガー言ってもぜーんぜん響かない。
むしろ、「なにムキになってんの?」といらぬ反感を買ってしまったり、ただのクレーマー扱いされてしまうので。
 
ただねーこれねー難しいんですよねー!
 
私は冷静でいることや、公平に見ること、伝えることが出来るっちゃあ出来るのですが、これを家庭内でやってしまうとですねー、
「ママはいつも冷静だよね!アタシの味方じゃないの?」
みたいな?
 

(あーーーー!そうだったーーーここは家庭だったよーーーやべーーー!)

って焦って訂正するなんてことも多々あります。

 

私の残念なところは、『感情的になることが少なすぎる』ところですね。

 

いや、めちゃめちゃ感情的だし、好き嫌い激しいですよ?

それが表に出ないのが、困っちゃうんですよねー!

 

いやいや、表に出ないっつーか…。

激怒している自分と、同時スタートで分析し始めてる自分がいるんですよねー、なんだろうなーコレ。

しかもぜーんぜん困ってないという…ね。

 

むしろ便利に使い分けて、どっちの気持ちも味わってたりするので、ひとりで面白くなっちゃってる時もあったりして、ちょいちょいやらかして、あっちへこっちへ「ごめーん、こう伝えるべきだったねー」てやってます。

 

この感覚ってHSPとはまた別なのか、乖離(カイリ)してますねとか言われちゃうのかなー、別にいいけどさ。

 

はい、という訳で今日はまとまりがない感じなのですが、私の正義感て戦略的でもあるようだなーと思います。

 

これがHSPのスタンダードという訳ではなく、むしろぶち当たって行って、うわーんとなったら呼んでくれれば分析は得意よ♪って感じですかね。

 

…分からんけど。

 

 

 

次回、『責任感も結構邪魔になる』でお会いしましょう!

 

もうさ、育児って責任感でやってません?

私は可愛いとか愛おしいの前に『責任感』があった気がするのでそのあたりのお話しを。

 

 

では、

またね!

 

 

疲れたり凹んだりしたら寝る、だらだらする…の2択…。

 

2022.06.14

18:18