真珠腫という病【その13】術後の生活に慣れる | ノラとハナウタ

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自分の最強の味方は自分じゃない?
色トリドリの自分を楽しんで行こう!

【月曜日】

朝、登校班の集合場所まで行く間にメソメソ。

みんな優しいので声を掛けてくれるけど泣いていると思われたく無いので顔を背けてばかりで余計に目立つ。

帰りは未だに車でお迎え。

機嫌良く帰って来るものの時々涙目。

まだ不安かーーー。

 

【火曜日】

新一年生も元気に登校しているし、そろそろ慣れようねと言うと一瞬不安げな顔をするも、一年生の手前かっこ悪いと思ったのか笑顔。

ところが帰りに先生にこそっと、今朝は号泣だったとポーン

どうやら押されてつい走ってしまい、走ってはいけないのに走ってしまったと焦った模様。

悪気なくふざけた相手の子には先生から、大きな手術を受けた事、ふざけたつもりが大変な事になってしまう可能性があると説明して反省を促したとの事。ありがとうございます照れ

 

【水曜日】

「今日行けば明日はお休み!(通院の為)」と元気。

まぁね、休みといえば休みだけども…。

元気なのでよし。

 

【木曜日】

執刀医の診察。

耳に入っていたガーゼを全て抜く。

両目をぎゅっと閉じ、耐えてみなさんに誉められる。

最後の最後でちょっと泣いたけど偉かった。

耳のアザもカサブタの痕も綺麗になり、色も普通の肌色に。

耳の裏側のテープがまだ痛々しいけど肌色のテープなので目立なくていい感じ。

今月末に最終チェック。

それまではやはり運動はせず、歩く、早歩き程度でとの事。

 

【金曜日】

「今日行けばまたお休み!」と元気。

今日は車のメンテで代車。

このところ恐ろしい事件事故が多いので慎重に迎えに行き、寄り道もせずに帰って来た。

 

【土曜、日曜】

学校の無い日はとにかく明るい。

話していて、なんと掃除すら免除されている事を知ってびっくり。

掃除くらい出来るんじゃない?と言うと、ぶつかったりお水を使うから座って待っててと言われているそう。

なんか申し訳ないね、ありがたいね、元気になったら頑張ろうねと言い合う。

何しろ耳の中の事なのでどこまでやっていいのか分からない。

再形成したアブミ骨、軟骨セット(←私が勝手にそう呼んでマス)が安全に定着し機能する事を目指すので無理は出来ない。

でも見た目元気そうだから、多分、一度でも掃除や体育をやり始めたらもう誰も気にせず押し合いへし合い始まるのだろうから、もうちょっと我慢。

 

そして今日は月曜日。朝から雨。

長靴を履いていつもの集合場所へ…行くまでに結構風が強くよろける。

カッパを着ているので傘を畳ませたいところだけどそうすると耳が濡れる可能性も。

雨ぐらいで耳の奥まで水は入らないだろうけど、それを気にして他に影響が出てもなぁと様子を見ながら歩いていたけど、いや、やめておこうと判断。

集合場所の皆さんに説明してそのまま帰宅、車で送る事にした。

今後5年の経過観察が必要なのだからあまり安易に考えないで大事にした方がいいのかなと思ったので。

 

体力作りは必要だけど危険が伴うと思ったら今のところは無理させないでおくつもり。

お天気で暑くて…なら歩いてもいいけど雨風で両手が使えない時はね。

 

本人は、ちょっと足がぶとくなった気がする…などという。

息子は太いではなく、ぶといと言う。

確かに運動していないので身体は重くなるかもね爆  笑

 

 

この方もかなり、ブトくなってマス

 

 


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