キッカケ【1】早く知りたかった! | ノラとハナウタ

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自分の最強の味方は自分じゃない?
色トリドリの自分を楽しんで行こう!

購入履歴を見ると、2019年9月に中古本、
『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 エレイン・N・アーロン』
を購入しているので、HSPについて詳細を知りたいと思ったのはこの頃だろうと思う。

2018年の春に次女が入院を経て自宅に戻って来たのだけど、その入院時にドクターから言われたのは、仕事に行き詰まり眠れなくなって当時通っていた神経科の病院では、次々と薬を出していたそうで通常の2倍から6倍量を処方され、飲み続けていたと。
そりゃ起きられないし、仕事にもならなかっただろうと。

何その病院!と思ったけれど、眠れない、もっとちゃんと寝たい、頭が痛い、スッキリ起きたい、不安定になるのを抑えたいと、次女が言えば言うほど薬を出してくれて、本来病院は、「この薬局で薬を貰いなさい」と言ってはいけないそうなんだけれども薬局を指定されていたと。
結局のところ、一般薬局に処方箋を出して、「こんなに出したらマズいんじゃないですか?」と突っ込まれないように自分の息のかかった薬局を指定したのではと推察する。
 

入院して徐々に薬は減らされたものの、次女の心は戻って来ない。

自分から連絡して来たのに、助けてくれとは言ってない、アパートを解約されたくなかった、家電を処分されたなどなど、アラサーで反抗期かよとガックリする内容をぶつけて来る。
挙句に、「誰にも関わらずに草の様に生きて行きたい」、「死にたい」と始まって、(草ってなんぞや…真顔)と。
 

そして担当ドクターからは、
「この子は、ウツでは無いと思います。成長過程で不足していたものが気持ちの上で認めきれていない様に見受けられます」
と言われ、心の中で(私もそう思うー)と答えていた。
 

だからこの時、私は最後のチャンスだと思っていた。
この子の幼少期の疑問を、不安を、全部聞いて、埋めていこうと。
 

次女は子供の頃から繊細であったにも関わらず、周りからは弱いとか、泣いて勝つなんてずるいヤツだと言われ、成長するに従って、『強さ』は身につけたものの繊細さは変わることなく、ドカーンとやらかしては豆の様に小さくなって泣く。
 

今ならHSS型HSCだったんだねと思うけど、当時は何も分からない。
この子は不器用だけれど、優しいのは知っていた。
もう戻れないのか、あのよく笑う次女にと悲しくもなったりした。

 

長女は私の再婚と同時に当時付き合っていた彼と結婚している。
次女だけが再婚した私の所に来た。
夫に対してもとてもフレンドリーに楽しげに接してくれていたが、たいして嬉しくない事くらいは察しがつく。


卒業と引越し、新しい家庭。そこで明るく居てくれる次女を私は健気だと思って見ていたが、自己愛性パーソナリティ障害の夫は自分に懐いて当たり前だと思っていただろう。なぜなら、『俺はいい人だから』。

いやー、今思い出すと腹立たしいことこの上ないわ。

そして、「あの時はほんと、ロクでもない自信家だったよねー」くらい今は言えるのだが、当時は次女を人質に取られている様だった。

 

夫の機嫌を損ねると次女に被害が及ぶのではと気遣った。
被害と言っても暴れたり暴言を吐くのでは無く、無視をする。
聞こえないふり。次女がそこにいないみたいに。
それを避ける為に私がやたら喋る。沈黙を避ける為に、楽しくもないのに。
 

これってよくニュースで見る、再婚家庭で起きる虐待のハジマリ。
違和感と、息苦しさ。これを見逃してはいけないと思う。
もちろん、怖さも分かるし、夫を正しいと思い込んでしまいたい気持ちも分かるけど、どうか世のシングルマザーが再婚する際には「違和感は嘘をつかないよ!よく見てね!」と言いたい。
 

夫は自分を正しいと思っているが、ハッキリ言ってもう18にもなった娘にイチから躾も無い訳だし、私自身も、子供に父親が必要だから再婚すると言う考えはないと、当時夫に言っていた。
夫も、「あなたが一人でして来た育児に意見する気はない、楽しく暮らそう」と言っていた。
…アレは別人28号か?

 

これも今だから思うのだけど、私が洞察系HSPでなかったら、夫とやりあえなかったかもしれない。
以前書いたけど、夫とはとことんやりあっている。

その時の記事はコチラ 右矢印<*夫との戦い【1】*>左矢印


もう言うとなったらとことんなので、ほんとにこんな嫁、私なら嫌だが、変わるからチャンスをくれと食い下がったのは夫なので苦情は夫にお願いします(笑)

 

では、続きはまた!

 
重たい雲の向こうは天気だよ! 
 

 


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